目次
1 薬剤師の職能を拡大するビジョンと戦略(移民を受け入れる国で外国人が薬剤師をする;「コンパウンディング」という新たな薬局のビジネスモデル;薬局の在宅医療に見出すべき価値 ほか)
2 国民皆保険制度の維持へ貢献せよ(「リフィル処方箋」が本来持つ意味;薬剤師職能と参照価格制度;受診せずとも購入できる医薬品の拡大は国民の利益に? ほか)
3 薬局・薬剤師が主体的に活躍する時代へ(患者と向き合いながら、用法を決定できるカナダの薬剤師;日本の処方箋の使用期間は妥当か;受診と処方箋交付は分けるべき ほか)
著者等紹介
若子直也[ワカコナオヤ]
京都大学薬学部卒業、京都大学大学院薬学研究科修了、薬学修士。卒後は日本の保険薬局、ドラッグストアで勤務する。その後、英語を全く話せない状態でカナダへ渡り、独学で語学の壁と国家試験を乗り越え、現地の薬剤師免許を取得。2012年よりブリティッシュコロンビア州薬剤師として勤務する。現地の薬局に日本から研修生を受け入れるサービスなどを提供しながら日本とカナダを往復し、薬局の積極活用を目指した戦略会議に官僚や有識者を招き定期的に開催している。薬剤師、東京薬科大学客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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