出版社内容情報
●木と向き合い、枝葉を整え、森を育てる●木と向き合い(患者さん自身を知る)、枝葉を整え(薬の有用性と副作用のリスクを評価する)、森を育てる(多職種連携や地域全体の関わり)
本書は『月刊薬事』で連載し、そのわかりやすい文章とイラストを多用した解説が読者アンケートでも大好評だった「みんなで考える臨床ポリファーマシー」を書籍化したものです。ポリファーマシーのみならず、薬物有害事象、潜在的な不適切処方、さらに高齢者問題、Advanced Care Planningに関しても詳説した実践的な構成になっているので、繰り返し読んで、内容を自分の血や肉として使えるようになっておきましょう。
第1章 基礎編
第1回 「ポリファーマシー(polypharmacy)」って何??「ポリファーマシー」の定義・疫学
第2回 なぜポリファーマシーになるのか?そのさまざまな要因
第3回 ポリファーマシーになると何が起こる?ポリファーマシーの光と影
第4回 ポリファーマシーと老年症候群─高齢者の気をつけたいあんなところ,こんなところ
第5回 ポリファーマシーのときに気をつけたい薬の組み合わせ─処方カスケードに御用心
第6回 潜在的に不適切な処方をみつけるツール─Beers criteriaやSTOPP/START criteriaを知っていますか?
第7回 患者さん中心のポリファーマシー対策─木と向き合い、枝葉を整え、森を育てる:木の巻
第8回 薬からみたポリファーマシー対策─木と向き合い、枝葉を整え、森を育てる:枝葉の巻?
第9回 薬からみたポリファーマシー対策─木と向き合い、枝葉を整え、森を育てる:枝葉の巻?
第10回 多職種連携によるポリファーマシー対策─木と向き合い、枝葉を整え、森を育てる:森の巻
第2章 実践編
第11回 Case1:Emergency!救急搬送─複雑に絡み合ったカスケードを解除せよ
第12回 Case2:HELPせん妄!─轍から外れたら薬を使わずにもとに戻せるか考えよう
第13回 Case3:PPI(プロトンポンプ阻害薬)で、PPI(ピンピン生きる)になれる!?
第14回 Case4:玄関開けたら、そこは別世界!家宝はベンゾジアゼピン系薬剤ですか!?
第15回 Case5:“Time to benefit”スタチンの効果をいつまで(天国にいっても!?)期待しますか?
第16回 Case6:かぜ診療の落とし穴─抗菌薬をたらふく飲んでも「コッホ、コッホ」と咳が続いたら…
第17回 Case7:バック・トゥ・ザ・フューチャー!!パーキンソニズムの原因を探しにいこう
プライマリケアで長期に処方「する」または「されている」ことの多い内服薬50薬価集
吉田 英人[ヨシダ ヒデト]
著・文・その他
内容説明
木と向き合い(患者さん自身を知る)枝葉を整え(薬の有用性と副作用のリスクを評価する)森を育てる(多職種連携や地域全体の関わり)
目次
第1章 基礎編(「ポリファーマシー(polypharmacy)」って何??―「ポリファーマシー」の定義・疫学
なぜポリファーマシーになるのか?―そのさまざまな要因
ポリファーマシーになると何が起こる?―ポリファーマシーの光と影
ポリファーマシーと老年症候群―高齢者の気をつけたいあんなところ、こんなところ
ポリファーマシーのときに気をつけたい薬の組み合わせ―処方カスケードに御用心 ほか)
第2章 実践編(Case1:Emergency!救急搬送―複雑に絡み合ったカスケードを解除せよ;Case2:HELPせん妄!―轍から外れたら薬を使わずにもとに戻せるか考えよう;Case3:PPI(プロトンポンプ阻害薬)で、PPI(ピンピン生きる)になれる!?
Case4:玄関開けたら、そこは別世界!―家宝はベンゾジアゼピン系薬剤ですか!?
Case5:“Time to benefit”スタチンの効果をいつまで(天国にいっても!?)期待しますか? ほか)
感想・レビュー
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Iwata Kentaro
ぬるま湯