出版社内容情報
医薬品安全性監視は、薬の臨床的使用に伴うリスクの発見・評価・最小化とその検証と調整のすべてを包含するものであり、さまざまな専門領域に関連する複雑なプロセスです。
本書は、英国の規制当局で長年にわたって医薬品安全性監視に携わってきたPatrick Waller氏の「An Introduction to Pharmacovigilance」を邦訳したものです。原著者は、「医薬品の安全性監視」を大きくリスク管理のプロセスと捉え、その目的、プロセス、役割、国際協力、今後の方向性を、過去の教訓を交えながら平易かつ簡潔に概括しています。この分野で新たに活動を始めるうえでのオリエンテーションに、また、医薬品安全性監視の全体像のなかで、自らの仕事・活動を見つめ直すきっかけ作りにも役立つ1冊です。
【目次】
第1章 医薬品安全性監視とは何か? それはどのように発展したか?
第2章 基本的な概念
第3章 データのタイプと情報源
第4章 医薬品安全性監視のプロセス
第5章 医薬品安全性監視の規制の側面
第6章 国際協力
第7章 倫理的ならびに社会的考察
第8章 今後の方向性
第9章 医薬品安全性監視をさらに学ぶために
付録 Glossary(用語集)/INDEX(日本語)/INDEX(英語)
目次
第1章 医薬品安全性監視とは何か?それはどのように発展したか?
第2章 基本的な概念
第3章 データのタイプと情報源
第4章 医薬品安全性監視のプロセス
第5章 医薬品安全性監視の規制の側面
第6章 国際協力
第7章 倫理的ならびに社会的考察
第8章 今後の方向性
第9章 医薬品安全性監視をさらに学ぶために
著者等紹介
久保田潔[クボタキヨシ]
東京大学大学院医学系研究科薬剤疫学講座教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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