出版社内容情報
●特定保健指導のポイントは集団を俯瞰(ふかん)する視点をもつこと!
●許容されたコストでより高い効果を得るための保健指導のポイントやピットフォール(落とし穴)を解説
●緊急特別寄稿「放射線被曝に関する健診の今後」収載!
2008年4月に施行された特定健康診査制度(特定健診制度)とは、生活習慣病をターゲットに、40~74歳までの全国民(5,600万人)に対して毎年定まった項目の健診を行い、リスクの高いグループには「保健指導」を行うことを定めています。
本書は制度の概要をはじめ、施行後の実例やアンケート結果を踏まえた現状、時宜を得て先行した実践者の視点からみたビジネスモデルについても詳しく解説。さらに、ディジーズマネジメント手法が取り入れられた本制度に今後どのような展開が予測されるかにも言及し、特定保健指導のすべてがわかる一冊となっています。
また、緊急特別寄稿として「放射線被曝に関する健診の今後」も掲載。
目次
第1章 特定保健指導の背景
第2章 特定保健指導制度を検証する
第3章 特定保健指導事業の実際
第4章 特定保健指導の今後の展開
特別寄稿 放射線被曝に関する健診の今後
第5章 特定保健指導のピットフォール
著者等紹介
奥真也[オクシンヤ]
1962年大阪府生まれ。1988年東京大学医学部卒。2004年東京大学医学部准教授、埼玉医科大学総合医療センター放射線科准教授(兼任)、放射線科専門医、日本核医学会評議員、2009年から会津大学先端情報科学研究センター医学・医療クラスター教授。専門は医療情報学、放射線医学、産学連携論
中島直樹[ナカシマナオキ]
1962年福岡県生まれ。1987年九州大学医学部卒。九州大学病院メディカルインフォメーションセンター准教授、国際医療連携室長(兼任)。専門は糖尿病学、医療情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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