出版社内容情報
本書は順天堂医院で実際に使用されている院内感染対策ガイドライン・マニュアルをもとに、多くの医療機関で活用できるよう編集した書籍です。今版では空気・飛沫・接触と感染経路ごとに内容の流れをわかりやすくし、新型インフルエンザはもちろん、マイコプラズマ、流行性角結膜炎、プリオン病、血管留置カテーテル関連感染などの対策マニュアルを新規掲載しました。また実地臨床に基づく抗菌薬適正使用に関するマニュアルも新たに掲載しています。
感染対策室が動力源となって、どのように病院全体で横断的・主体的な連携を実現し、どのように感染制御のビジョン・システムを構築していくか。本書で我が国における感染制御のエビデンスをご参考いただき、理論的ノウハウとしてお役立てください。