出版社内容情報
医薬品の配合剤開発では、配合による臨床上の意義のほか、1回に服用する錠剤の数を減らせるなど、患者のQOLや服用コンプライアンスの向上が期待されます。欧米においては、1990年代後半から、生活習慣病等の慢性疾患治療のための配合剤開発研究がすすみ、わが国においても降圧薬などの同種系統薬の配合剤がまず開発され、その後、降圧薬と高脂血症用薬など異種系統薬の配合剤も開発され、承認されるようになりました。
本書では、医薬品開発の1つの方向として関心の高い、これら配合剤の開発の今後について、海外での状況や将来展望も取り上げ、開発企業・医師・行政それぞれの立場から解説していきます。
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