目次
1 小児期の特徴と薬物動態
2 小児の特徴を考慮した薬物投与設計
3 小児への薬物投与上の特徴
4 処方せんの正しい記載と法的規制
5 小児の薬物療法の実際
6 院内感染予防対策と消毒薬
7 小児の異物誤飲
8 小児への与薬と看護ケア
9 付録
著者等紹介
佐川賢一[サガワケンイチ]
東京女子医科大学病院薬剤部長
櫛田賢次[クシダケンジ]
国立成育医療センター薬剤部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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朱翠
1
Q&Aの形式をとってはいますが、項目によってややマニアックな知識まで網羅されていたり、基礎的なことを簡潔にまとめてあるだけだったり内容に差があります。医療従事者向けとのことで専門用語も遠慮無く使われ、薬物動態や代謝経路、薬の細かい作用機序の部分は基本的な知識がないと難しいかも。小児適応のある抗菌薬や抗てんかん薬のページは丁寧にまとめられていて特に参考になりました。服薬指導に役立ちそうな項目もありますが、どちらかというと小児に仕様される薬物の特徴や基本を見直す為の本だと思います。2012/01/15