出版社内容情報
患者の病態にあわせた最適の薬物治療のためには、疾患の病態生理と科学的根拠に基づいた治療法を十分に理解した上で投与設計を行う必要があります。本書は、中枢神経、循環器、消化器などの器官別に、各疾患の病態生理および薬物治療を、診療ガイドラインなどの科学的根拠に基づく文献をもとに、多くの図表を用いて解説し、各疾患には、治療薬一覧(一般名、商品名、薬効など)を設けるなど、薬物投与設計を行うための情報を網羅しています。 また、薬物投与設計の参考となるよう、医薬品の副作用、相互作用、薬物動態など、薬物作用についても解説しています。第2版では、最新の薬物治療の知見と医薬品情報をもとに全面的に更新しました。医師、薬剤師、看護師などの医療関係者、医学生、薬学生の方に活用していただきたい書です。