出版社内容情報
本書は、「保険薬局 新入局薬剤師研修テキスト」「保険薬局スタッフのためのマナーと接遇」に続く、保険薬局の教育・研修シリーズの第三弾です。保険薬局に勤務する、薬剤師、事務スタッフ、実務実習薬学生向けに、コミュニケーションスキル向上のために必要なエッセンスをまとめたものです。 薬局窓口での患者さんとのやりとり、医師からの問合せ、お客様への情報提供・・・等の日々の薬局業務で起こりうる「対応に困る」具体的な80のシーンを想定し、その状況における解説、ポイント、行動手順や対応例を記載しています。Q&Aの形式を採用、「自分だったらどう行動するのか?」を想定しながら、「どう考えたらよいか」、「どう行動したらよいか」、「その基本に必要な知識は何か」など、“気づき”の実践知識を醸成出来ます。採りあげた事例は、日常的に新人の薬剤師、スタッフが業務上のストレスにつながるような事柄をも多く含んでいる設問もあります。対応が困難な事例の背景や、考え方をきちんと理解し咀嚼することで大きなスキルアップとなります。