出版社内容情報
医療事故の約3割は、投薬、手技、機械・器具など注射の使用に関して発生していると言われている。特に注射薬の服薬指導・適用業務は、薬剤師、医師、看護師など複数の医療従事者が関与し、使用に当たって は、的確な情報が不可欠である。本書は、注射薬を適正・安全使用するための基本情報(薬効、使用上の注を「患者向け」と医療従事者向け」に対比)と禁忌、相互作用、監査のポイントなどを薬効別にコンパクトに表形式まとめ、また各薬効ごとに備考として、過量投与時の処置、治療ガイドライン等を収載。
【編集担当者コメント】
注射薬は内用薬に比べ消化管等を経ず直接、血管、筋肉等に投与され、その効果も、副作用も速く現れます。したがって、使用にあたっては、投与ルート・速度・順序、配合変化等、的確な情報が必要です。本書は注射薬の適用にあたっての基本情報を、病棟などでもすぐに見られるように簡潔にまとめたもので、処方医師、調剤・監査、病棟業務に当たる薬剤師、注射にかかわる看護師のかたの必携書です。
-
- 電子書籍
- あさりちゃん40年! てんとう虫コミッ…