出版社内容情報
近年、医療の高度化・複雑化に伴い、医療保険制度や診療報酬点数表は複雑になる一方ですが、本書は、研修医をはじめとした病棟医が行う、日常の各病棟業務が診療報酬にどのように反映されるかを具体的に解説しています。各項目は見開きページに収まるように構成し、日常の診療中にも簡単に参照できるように工夫しました。
内容説明
本書では、研修医をはじめとした病棟医が通常行う病棟業務に沿って、それぞれの業務が診療報酬にどのように反映されるのかを解説している。また、特定機能病院で運用が開始された診断群別定額払方式では、病棟医は何に気をつけるべきなのか、それぞれの病棟業務に分けて概説している。
目次
第1章 最低限必要な保険診療の知識(医療保険制度の概要;保険医と保険医療機関;保険診療のルール;病院経営上優秀な病棟医のあり方;診断群別定額払方式の概要)
第2章 実践保険診療―基本編(病棟業務の流れ;入院時にすること;入院中にすること;退院時にすること;退院後にすること)
第3章 点数表の見方とレセプトチェック方法(点数表解読の必要性;医科診療報酬点数表と老人医科診療報酬点数表;点数表と関連事項―点数表の制度上の枠組み;点数表の構成;流通している点数表の種類;点数表参照の仕方;レセプトチェックの実際)
著者等紹介
藍真澄[アイマスミ]
東京医科歯科大学医学部附属病院内科診療系老年病内科
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