内容説明
本書は、「保健医療プログラムの経済的評価の方法」第二版(1997)の完訳である。初版は10年前に刊行されたが、その画期的な内容から医療経済学の包括的で代表的な教科書として、国際的にひろく利用されており、現在も本書を越えるものは出版されていない。そのため、医療の経済的評価を実施する人それを利用する人に、本書は共通の言語とともに必須の知識を提供している。
目次
第1章 本書の利用法
第2章 経済的評価の基本型
第3章 経済的評価の批判的吟味
第4章 費用分析
第5章 費用‐効果分析
第6章 費用‐効用分析
第7章 費用‐便益分析
第8章 データの収集と分析
第9章 経済的評価結果の掲示と利用
第10章 課題をさらに進めるための方法
著者等紹介
ドラモンド,M.F.[ドラモンド,M.F.][Drummond,Michael F.]
英国ヨーク大学教授。医療経済学研究の世界的なリーダー
トランス,G.W.[トランス,G.W.][Torrance,George W.]
カナダマクマスター大学教授。健康の効用(生活の質)研究の世界的なリーダー
久繁哲徳[ヒサシゲアキノリ]
医療テクノロジー・アセスメント研究所所長
岡敏弘[オカトシヒロ]
福井県立大学大学院経済経営学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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