出版社内容情報
薬科大学卒業生の業種別就職先は、医薬分業の急速な進展に伴い平成１１年以降、薬局勤務がトップをしめています。新卒、未就業または他業種からの転職者など、保険薬局薬剤師の研修は、薬局経営上の大きな課題です。本書は、薬局薬剤師の業務を網羅的に記述したもので、「調剤」から「窓口でのマナー」、「患者ケアと薬歴の書き方」、「ＯＪＴ」までを盛り込み、新任薬剤師の自己学習書、あるいは実務導入初期における指導者の参考書としてコンパクトにまとめたものです。
PUBCOMMENTS：弊社では、直近の書として平成１０年から「薬学生のための病院・薬局実習の手引き」を改訂し毎年、昨年「新入局病院診療所薬剤研修テキスト」を発刊しました。前者は「病院と開局薬局実習の薬学生」、後者は「病院診療所の新任薬剤師」向けに、本書は「保険薬局の新任薬剤師」向けに、保険薬局の業務のすべてが漏れのないよう、できる限りの項目を簡潔に列挙しました。各テーマのさらに詳しい内容は各分野の専門書に、また実際現場で活用される時は、各薬局がおかれた状況に応じて濃淡を付けたり、取捨選択できるような構成としました。
内容説明
本書は、保険薬局にはじめて勤務する、新卒薬剤師、未就業薬剤師、あるいは他の業種から転職した薬剤師のみなさんの薬局の業務に対する知識の強化に役立てるために作成しました。
目次
第１章 薬局業務概要
第２章 調剤
第３章 窓口でのマナー
第４章 患者ケアと薬歴の書き方
第５章 調剤薬局関連法令
第６章 ＯＪＴ
第７章 市販薬および健康関連食品
第８章 参考資料
