出版社内容情報
本書は、医薬品をめぐる種々の情報をまとめ上げる一連の情報処理をPharmaceutical informaticsという新しい概念で解説したものである。初版後3年を経過しようとしており、医療環境の目まぐるしい変動に対応した。主な改正点は、(1)バイオインフォマティクスの応用に関する項の追加、(2)医薬品情報の伝達媒体の改訂と追加(ゲノム科学データベースなど)、(3)中央省庁の改革に伴う薬事行政組織の再編、(4)服薬コンプライアンスの最新情報、(5)医療、調剤業務等のリスクマネージメント関連事項の追加、(6)研究開発利用情報の新規追加(ゲノム創薬、遺伝子治療の進歩など)等である。【編集担当者コメント】医薬品をめぐる情報は、研究開発から患者への使用結果にいたるまでの各段階で種々な情報が発生してくる.それらの情報の処理法をわかりやすく解説したのが本書で、今改訂では上記の他に、原薬GMPガイドラインによる拡大規制に関する項目の新規追加、市販後調査の強化に伴う市販直後調査などのPMSに関する最新情報の追加、ICH協議事項の最新情報の追加などを行っている.また、数値関係のup-to-dateを行うことにより、より充実した内容となった。
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