出版社内容情報
薬剤による副作用の症例内容を経日的に示し、その症例に対して薬剤師が行った対応を示しています。症例は、薬剤性血液障害など約100例でそれぞれの症例で薬剤師が検討したこと、反省点等を具体的に示した実務書です。【編集担当者コメント】本書は、薬物治療に責任の持てる臨床薬剤師の教育と育成、臨床で薬物治療に参画しようと志す薬剤師のための副作用の見方の指針ともなる実用書である。
内容説明
本書は、著者らが20年間にわたって、臨床で経験した副作用発現症例を蓄積し、まとめ・評価した症例について、臓器障害ごとにまとめ、その副作用の考えられる機序や発現症状・時期などを総説した。また、症例ごとに臨床薬剤師が治療にどのように関わったか、医師とどのように協議したか、どのような発現機序か、どのように症例を評価したかなどを臨床薬剤師の立場で詳細に記載した。
目次
1 基礎編(薬効とは;薬剤開発研究;薬剤効果・安全性評価;副作用とは ほか)
2 副作用臨床編(臨床例にみる重篤な副作用―高頻度、要注意例;副作用をどう判断するか;副作用か否か判断が困難であった症例;副作用を把握する方法 ほか)
3 副作用症例実例編(薬剤性血液障害;薬剤性肝障害;ショックと汎発性(播種性)血管内凝固症候群
薬剤性腎障害 ほか)
4 資料編(医薬品等の副作用の重篤度分類基準;医薬品安全性情報報告書;検査早見表)
著者等紹介
増原慶壮[マスハラケイソウ]
聖マリアンナ医科大学附属病院薬剤部副部長
大沢友二[オオサワトモジ]
千鳥橋病院附属城浜診療所薬局科長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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