出版社内容情報
全面的に大幅な見直しを行った４年ぶりの改訂版です。この間に社会問題となったサリン、アジ化ナトリウム、ヒ素など30の中毒起因物質とそれらに関する症例を新たに収載し、収載起因物質総数は84となりました。【編集担当者コメント】ここ数年をみると、地下鉄サリン事件や食品への毒物混入など犯罪に関連した急性中毒、タンカーやタンクローリーなどの大量輸送手段による搬送中の化学物質にかかわる事故、救命救急センターへの分析機器配備、さらに情報提供手段としてのインターネットの普及など急性中毒を取り巻く状況もすっかり変わってきた。今回の改訂はこのような状況の変化に対応する意味を込めてのものであった。既に刊行されている同センター編集の「第三版 急性中毒処置の手引－必須272種の化学製品と自然毒情報－」の姉妹編、臨床編として急性中毒の診療、研究、問い合わせへの対応に最適の書である。
目次
総説
家庭用品
医薬品
農薬・園芸用品
自然毒
工業用品・その他
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