出版社内容情報
医療現場でのTDMに関与する医療スタッフが経験した症例を、幅広く収集した実例集です。第1集では、初期投与・維持投与設計例と血中濃度解析例を中心に30症例を紹介しています。
目次
アミノ配糖体抗生物質(老人〈79歳〉に対するイセパマイシンの初期・維持投与設計例;血液透析〈HD〉施行時のゲンタミシンの投与設計例;腎疾患患者へのストレプトマイシンの投与設計例)
気管支拡張剤(テオフィリンとシメチジンの相互作用;超未熟児の無呼吸症候群に対するテオフィリンの維持投与設計例;フェニトイン併用時の血中テオフィリン濃度の解析例 ほか)
強心配糖体(非定常状態下でのジゴキシンの維持投与設計例;ジゴキシンの維持投与設計例〈静脈内投与〉;新生児におけるジゴキシンの急速飽和時の投与設計例 ほか)
抗てんかん剤(バルプロ酸の副作用が懸念され、投与量の変更をコメントした1症例;てんかん患者のフェニトイン増量例;フェノバルビタール、フェニトインの母乳移行に関するTDM例 ほか)
その他の薬物(アミトリプチリンの投与設計例;小児における6‐メルカプトプリン増量時の血中濃度解析例;リチウムの維持投与設計例 ほか)