出版社内容情報
OECD(経済協力開発機構)は化学物の安全性確保のため、毒性試験のテストガイドラインを作成し、各国に対してその採用を勧告しています。本書はそのガイドラインを翻訳したものです。
内容説明
化学物質の危険性の程度を確認するための方法として、動物を使用した毒性試験などが行われていますが、OECDではその標準的な試験方法として、化学物質の安全性試験法について、OECDテストガイドラインを作成し、加盟各国に対し、その採用につき勧告しています。本書は、OECDテストガイドラインのうち、毒性試験に関するものおよび付録として、近年関心が高まっているin vitro毒性試験法のバリデーションに関するOECD文書を和訳したものです。
目次
急性毒性試験
皮膚感作性試験
亜慢性毒性試験
生殖試験
毒性学的生体内運命試験
神経毒性試験
癌原性・慢性毒性試験
遺伝毒性試験
付録 OECD環境モノグラフ―In vitro毒性試験法の有用性確認のための科学的基準
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- 電子書籍
- 月刊 クーヨン 2023年10月号