内容説明
製法から調査法まで、料紙調査のプロの技を伝授。古代から近世まで、古典籍・古文書・経典・紙幣等、あらゆる料紙について具体的な調査法と成果を紹介。
目次
カラー図版
第1部 料紙の基礎知識(概説;製法;形態と特徴;装幀と料紙;原料)
第2部 料紙の調査事例(古典籍;古文書;漢籍・経典;百万塔陀羅尼;歴代古紙聚芳;藩札と私札)
第3部 料紙の調査方法(調査の流れ;必要な道具とその使い方;観察と分析方法;観察と撮影方法)
著者等紹介
宍倉佐敏[シシクラサトシ]
1944年静岡県沼津市に生まれる。1965年日本大学短期大学部卒業、特種製紙総合研究所勤務。製紙用植物繊維の研究を主に画材用紙、保護・保存用紙、ファンシーペーパー、再生紙の開発に携わる。2005年特種製紙定年退職。宍倉ペーパー・ラボ設立(繊維分析)。現在、特種東海製紙テクニカルアドバイザー、女子美術大学大学院非常勤講師、紙の温度株式会社顧問、日本鑑識学会会員(紙の分析)、紙の博物館・陀羅尼会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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