内容説明
日本人奴隷・暴君秀吉・孤児基金の流用など、“異教国”日本に関する難解な古ポルトガル語文書の現代語訳。
目次
序論 収録文書の概要(収録文書の来歴;大航海時代の奴隷問題;キリスト教徒・異教徒・ユダヤ人・孤児基金;布教と貿易;その他)
本文篇(一五二〇年二月七日付けエヴォラ発、ポルトガル国王のインディア総督宛勅令(抜粋)―インディア全域における、胡椒の取引および輸送の禁止/その刑罰
シナの代理商人ディオゴ・アイレスに与えたポルトガル国王の規則(抜粋)―王室の商館および代理商人の関与なしに、胡椒その他の商品をシナで商うことを禁止
一五三三年三月一四日付けエヴォラ発、ポルトガル国王のインディア副王宛書簡―モーロ人・異教徒の囚われ人がキリスト教徒になった場合にとるべき措置
一五五五年三月二二日付けゴア発、インディア副王の勅令―バサインとその近辺における異教寺院や偶像の存在、異教の祭り・儀式の挙行、異教的慣習の禁止/その取締りと刑罰 ほか)
著者等紹介
高瀬弘一郎[タカセコウイチロウ]
1936年、東京都に生まれる。慶應義塾大学文学部卒業、慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学、慶應義塾大学文学部教授。現在、慶應義塾大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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