目次
1 なぜ今母乳育児が見直されているのでしょうか?(なぜ母乳がいいの?―母乳の利点と支援者の役割;母乳と人工乳はどう違う?(栄養・消化吸収面から;免疫学的にみると;発達面からみると)
極低出生体重児にお母さんの母乳―(own mother’s milk)を超早期授乳と強化母乳)
2 母乳育児支援の理論と実際(出産からお母さんの退院までの支援―母乳分泌確立の仕組みと搾乳の開始;帝王切開・妊娠中毒症と母乳育児―妊娠・分娩・産褥に異常のあった場合の支援;早産と母乳分泌―正期産との違い、対応の実際 ほか)
3 さまざまな状況を乗り越える母乳育児支援(赤ちゃんに疾患・異常のあるとき―唇顎口蓋裂・小顎症;母乳と薬―支援に必要な薬剤の知識と情報提供のあり方;母乳とたばこ―妊娠・授乳・育児期におけるたばこ煙の影響 ほか)
著者等紹介
大山牧子[オオヤママキコ]
MD、PhD、IBCLC、新生児科医。1981年岡山大学医学部卒業。1981~83年国立岡山病院小児医療センターレジデント。1983~85年神奈川県立こども医療センター病理科シニアレジデント。1985年~同新生児未熟児科スタッフ。1992年神奈川県立こども医療センター周産期医療部新生児未熟児科スタッフ、現在にいたる。2000年国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)資格取得。2000年から、NICUで母乳育児支援を本格的にすすめる。2004年4月から神奈川県立こども医療センター内に母乳育児支援外来を設立し、専門的な母乳育児支援を要する母子の診療を院内外で開始。1児の母。1993年出産、母乳で育て、産休明け復帰
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