出版社内容情報
《内容》 医療施設における肺炎の発生を防ぐために立案されたCDCガイドライン。細菌性肺炎、レジオネラ症、百日咳、肺アスペルギルス症、RSウイルス、インフルエンザなどの予防と制御などを取り上げる。わかりやすい注釈・解説付きで、実践に即役立つ。
《目次》
序文
□ はじめに
□ ガイドラインに用いられている重要用語
□ ガイドラインに用いられている略語
第I部 医療ケア関連肺炎予防における問題点
□ 医療ケア関連細菌性肺炎
I 疫 学
II 診 断
III 原因菌
IV 病 因
V 危険因子と制御法
□ 医療ケア関連レジオネラ症
I 疫 学
II 診 断
III 伝播様式
IV 医療ケア関連レジオネラ症の定義
V 予防と制御法
□ 医療ケア関連百日咳
I 疫 学
II 診 断
III 伝播様式
IV 制御法
□ 医療ケア関連アスペルギルス症
I 疫 学
II 病 因
III 診 断
IV 危険因子
V 制御法
□ 医療ケア関連ウイルス性肺炎
□ 医療ケア関連RSV感染症
I 疫 学
II 診 断
III 伝播様式
IV 制御法
□ 医療ケア関連ヒト・パラインフルエンザウイルス感染症
I 疫 学
II 診 断
III 伝播様式
IV 制御法
□ 医療ケア関連アデノウイルス感染症
I 疫 学
II 診 断
III 伝播様式
IV 予防と制御
□ 医療ケア関連インフルエンザ
I 疫 学
II 診 断
III サーベイランス
IV インフルエンザの予防と制御
□ 医療ケア関連重症呼吸器不全症候群(SARS)
第II部 医療感染制御諮問委員会の勧告
□ 勧告の分類
□ 医療ケア関連細菌性肺炎の予防
I 感染予防におけるスタッフ教育とその付随事項
II 感染および微生物学的サーベイランス
III 微生物伝播の予防
IV 感染に対する宿主リスクの調整
□ 医療ケア関連レジオネラ症の予防と制御
I 一次予防(医療ケア関連レジオネラ症が1例も証明されていないときの予防)
II 二次予防(医療ケア関連レジオネラ症が検査確認され同定された場合の対応)
□ 医療ケア関連百日咳の予防と制御
I スタッフ教育
II 事例報告,疾患サーベイランス,症例-接触者通知
III 百日咳伝播の予防
□ 医療ケア関連肺アスペルギルス症の予防と制御
I スタッフ教育と感染サーベイランス
II アスペルギルス属の胞子の伝播予防
III 化学予防
□ 医療ケア関連RSウイルス,パラインフルエンザウイルス,アデノウイルス感染の予防と制御
I スタッフ教育とモニタリングと感染症サーベイランス
II RSV,パラインフルエンザウイルス,アデノウイルスの伝播の予防
□ 医療ケア関連インフルエンザの予防と制御
I スタッフ教育
II サーベイランス
III 感染に対する宿主リスクの修正
IV ヒト-ヒト伝播の予防
V インフルエンザ集団感染の制御
□ 医療ケア関連重症呼吸器不全症候群(SARS)
第III部 実施評価指標
□ 実施評価指標
文献
解説附録:訳者による追加事項
(1) 訳者が選んだ勧告のエッセンス
(2) 新ガイドラインにおける主な変更点と追加勧告
(3) 重症急性呼吸器症候群(SARS)対策