内容説明
本書の目的はあくまで感染制御を実践するための基礎として、感染症とその原因微生物、感染症の診断、感染症の予防と治療「化学療法薬(抗菌薬)の特性と耐性菌」について理解し、感染制御、とくに病院感染および在宅感染対策のための消毒法や各種措置などを修得して頂くことである。
目次
第1章 感染症とは
第2章 病原微生物のあらまし
第3章 感染症の診断
第4章 感染症の予防と治療
第5章 細菌各論
第6章 真菌
第7章 ウイルス
第8章 原虫
第9章 プリオン
第10章 資料
著者等紹介
辻明良[ツジアキヨシ]
1944年生まれ。1966年3月京都薬科大学卒業。1966年4月鳥居薬品株式会社入社、研究部勤務(77年3月まで)。1968年3月京都薬科大学大学院修士課程修了(薬学修士)。1968年5月東京大学医科学研究所研究生修了。1977年3月東邦大学医学部微生物学教室研究生修了。1977年4月東邦大学医学部助手(微生物学)。1980年1月医学博士号取得。1980年9月東邦大学医学部講師(微生物学)。1983年10月UCLA留学(84年10月まで)。1987年10月東邦大学医学部助教授(微生物学)。1994年10月東邦大学医療短期大学教授(微生物学、感染と防御を担当)。その他、東邦大学理学部・薬学部、東邦大学佐倉看護専門学校、日本看護協会・看護研修学校等で教える。【学会】日本環境感染学会の理事・監事、日本化学療法学会、日本感染症学会、日本臨床微生物学会などの評議員。1987年4月、「実験的混合感染における感染菌力の変動と解析」で日本感染症学会賞である第31回二木賞を受賞
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