ハンド・メイド・ミー―自分を手作りする

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  • サイズ 46判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840307161
  • NDC分類 302.25
  • Cコード C0036

出版社内容情報

1970?90年代にインドの辺境、カンボジア難民キャンプ、富士山麓で奮闘した著者の奇想天外な出会いと経験を今に伝える体験記。21世紀に入り20年近く経ち、1970?80年代(=昭和40?60年頃)は、はるか遠い時代に感じられるようになりました。本書は、スマホもパソコンもなく、情報を得る手段も限られていた時代をグローバルに駆け抜けた著者・広瀬敏通氏が波乱に満ちた半生を自ら書きしるした物語です。

1970年代にガンジーのユートピアを求めてインドを放浪、新しい村づくりに一から取り組み、その途上で失意のうちに帰国。しかしすぐにタイにわたり政府人道派遣の一員としてカンボジア難民キャンプで活動。医療支援のコーデュネーターを務めながら、戦争の実態にも向き合う。
1980年代以降は、富士山麓で家畜を飼い動物農場を営み、さらには日本で初めての自然学校を開校。自然との共生、冒険好きの子どもたちを育てながらビジネスとしても成功し、日本の自然学校やエコツーリズムの先駆者となる。
本書は、この25年余りの年月のなかで広瀬氏が本当に自らが体験したことだけが書かれています。それは、部屋から一歩も出なくても世界のすべてを知ることができるように思える現代とはまったく違う経験です。世界を知るだけでなく、自分を知るためにも自分の体を動かさなければならない、と信じる著者による本書は、いまを生きる人、とくにこれから世界で活躍しようという若い人たちにぜひ読んでいただきたい体験記です。
著者によるイラストや当時の写真もふんだんに掲載されていて、それだけでも楽しく、価値のある本です。

「まえがき」からの引用:
わたしが過ごしたアジアの日々や富士山麓の動物たちとの日々は、現代から見るとかなりレアな物語だろう。一人の何の特技もない若者が身につけてきた行動原理は、モノやテクノロジーによって擬似的な世界に覆われた現代では実行するのも難しい。でも、わたし以前の時代に生きた人々にはむしろ、当たり前の生き方だし暮らし方だった。そう、世界のあらゆるコト、モノとの出会いが生身の体験でしか得られなかった時代のことだ。
だからこそ、今の時代に生きる若い人々に本書を読んでもらいたい。便利な世の中が実はどれほど、自分の自由を奪っているのか、を知るために。

本書は、電子書籍として出版された『アッパーの動物記第1部 家畜と呼ばれた愛すべき仲間たち』(2013年)、『アッパーの動物記第2部 動物農場ってなんだ』(2014年)、『アッパーの生き方・暮らし方 アジア奮闘記』(2016年)を加筆、再構成し紙版の本として刊行したものです。

まえがき
【第1部】アッパーのアジア奮闘記
第1話 インドへの道の巻 1972年
第2話 インドの荒野を開拓するの巻 1972年
第3話 インドで暮らすの巻 1972?73年
第4話 開拓地の野生獣の巻 1973?74年
第5話 インド牛「エットウ」の巻 1973年
第6話 インドを離れるの巻 1974年
第7話 カンボジア難民キャンプの巻 1979?81年
第8話 戦争の正体の巻 1980年
第9話 政府の雇われ人になるの巻 1980年
第10話 虫喰う暮らしの巻 1980年
第11話 日本初、戦地での人道支援の巻 1980?81年
第12話 動物農場の気分の巻 1982?2013年
【第2部】アッパーの動物記「家畜と呼ばれる愛すべき仲間たち」
長いまえがきーーアジア放浪から、富士山麓の羊飼いへ
第1話 富士の裾野の羊飼いの巻
第2話 羊のパピヨンの巻
第3話 美しき牛の花子の巻
第4話 ウマ・うま・馬の巻
第5話 誇り高きオンドリ物語の巻
第6話 人間になったアヒルのプリンの巻
第7話 貧民の乳牛の巻
第8話 夜ごとの賊 ゴン狐の巻
第9話 自由犬ラフ物語の巻
第10話 トカラヤギ、きんた 数奇な運命の巻
第11話 わがまま娘 ロバのメイの巻
第12話 ヤギのグランマ「ミドリ」の巻
第13話 ドジ犬ノンタの巻
第14話 動物農場の肝っ玉母さんの巻
第15話 動物農場ってなんだの巻
あとがき

広瀬敏通[ヒロセトシミチ]
著・文・その他

内容説明

1970年代。若者はガンジーのユートピアを求めアジアを旅し、カンボジア難民キャンプにたどり着く。都市文明から離れ、障がい者と難民と家畜と暮らし、開拓地を求め富士山麓に動物農場をひらき「自然学校」となった。鍛えた知恵は阪神・淡路、東日本大震災での緊急支援につながる。グローバルとローカル、自然といのちを体現したひとりの男の物語。

目次

第1部 アッパーのアジア奮闘記(インドへの道の巻―一九七二年;インドの荒野を開拓するの巻―一九七二年;インドで暮らすの巻―一九七二~七三年;開拓地の野生獣の巻―一九七三~七四年;インド牛「エットウ」の巻―一九七三年 ほか)
第2部 アッパーの動物記「家畜と呼ばれる愛すべき仲間たち」(富士の裾野の羊飼いの巻;羊のパピヨンの巻;美しき牛の花子の巻;ウマ・うま・馬の巻;誇り高きオンドリ物語の巻 ほか)

著者等紹介

広瀬敏通[ヒロセトシミチ]
1950年東京生まれ。20代はアジア各地で個人NGOとして活躍。1970年代末のカンボジア内戦時には日本初の戦地への政府人道派遣第一陣として難民救援の現地事務所を運営した。帰国後の1982年に日本初の自然学校となる「ホールアース自然学校」を富士山麓に開設、年間17万人が国内5か所の拠点校のプログラムに参加するまでに育てた。現在国内に3,700校ある自然学校の第一人者として、国内、海外の多くの地で自然学校の仕組み作りに尽力するとともに、エコツーリズム分野の実践者、専門家として全国各地の人材育成、地域づくりにも取り組んできた。一方、災害救援活動では阪神・淡路大震災で神戸市東灘区、中越地震で川口町(現長岡市)など甚大な被害の地にボランティアセンターを設置し運営、インドネシア津波、ペルー地震など海外の災害でも率先して救援体制作りをした。2011年3月の東日本大震災では地震発生直後に現地に入り「RQ市民災害救援センター」を設立。環境省エコツーリズム推進会議委員、国土審議会専門委員、日本エコツーリズムセンター代表理事、一般社団法人RQ市民災害救援センター代表理事などを歴任。現在はすべての職を退いて、過疎の山中で林住生活を送っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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