- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
内容説明
片倉ハルは“吸血鬼”だった。普通の高校生、森坂玲子は、そんなハルと「血の交わり」を経験してしまう。玲子は、想い人であるハルとの奇妙な契約を交わしたことに心の動揺を隠せない。しかし、ハルのほうは玲子と男女の関係を意識するどころか、その態度は、以前と全く変化がなく、飄々としたもの。地味に落ち込む玲子だったが、そんな二人の間に一つの波紋が発生した。フランスからの留学生、マリア・ドゥ・ケイゼル。金髪碧眼である彼女の容姿や纏う雰囲気は、どこか浮き世離れをしていて、どこかハルと似ていた…。妖しい闇が、今宵も訪れる。
著者等紹介
周防ツカサ[スオウツカサ]
第5回電撃hp短編小説賞“大賞”受賞。長崎県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。