電撃文庫 シリアスレイジ〈７〉未来を受け継ぐ者

白川 敏行【著】

アスキー・メディアワークス（2007/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 269p／高さ 15cm
• 商品コード 9784840239820
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

尊敬する男の背中を追う少年がいた。傲慢なる暴君として君臨する男がいた。実の父を憎み続ける者がいた。償いえぬ過ちに苦悩する者たちがいた。報復の念に燃える有象無象たちがいた。巨大調査船「オケアノス」において、最後の幕が上がる。―『シリアスレイジ』、完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[和尚]

随分と昔の本の再読。遺伝子の突然変異を引き起こすウイルスが蔓延し、生態系が崩れた中で、そのウイルスに適合して常人にはない力を持った少年の物語。ここで最終巻にしなくても、まだ続きが観たかったのに、でも、この感で終わらせる予定で、予定通りなんだろうな。面白いシリーズです。

2011/01/15

[タタリ]

星★★★ 続、主人公ぽかーん。続けられなくなっちゃって、終わらせました感があってちょっと残念。設定とかは好きだったシリーズだった。

2016/07/18

[マインドキャップ]

微妙な終わり方でした。主人公が全く活躍してないし、大切にしていた筈の幼なじみもほったらかし。もうちょい綺麗に終わらせて欲しかったです。７巻もあったのだから出来たはずです。

2015/08/17

[キノ＠三毛猫ホームズ]

最初の期待値は非常に大きく、展開も楽しめた。　中盤からの伏線の多さや、バトル漫画にありがちな、最強の上を上回る敵のような記述も多々ある。　結局のところ、無理やり集約させて、なんとか落としどころを見出そうとしたが失敗。　追いかけて読んで損をした印象を持たざるを得ない。

2013/05/21

[みか]

★★★　ええと。「打ち切りに合った連載漫画がしょうがないので広げた風呂敷をわさわさ適当に畳んだ感じ」の最終巻でした！主人公そっちのけで、あっちこっちで人が戦闘して死んでますが、それぞれも慌ただしい。だから、私がこのシリーズが好きなのは、サバイバルアクションなとこなのに！志穂ちゃんの最後なんか伝聞なうえにあんまりじゃないですか。つかこれでお終い？貞教は？今後の篤志は？今回全く出てこなかった、美雪と耕介は？菱尾は？回収されてない伏線がまだ残ってるよね？このラストのガッカリ感は「少女鮫」以来ですよ～(-_-;)

2013/01/31