電撃文庫 トリックスターズＣ〈ＰＡＲＴ２〉

久住 四季【著】

アスキー・メディアワークス（2007/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 376p／高さ 15cm
• 商品コード 9784840238502
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

ついに現れる“魔術師の大敵”第三室長フィラメル・スピノーヴァ。彼もクロウリーの影を追い事件へと介入していく。スピノーヴァに底知れぬ脅威を感じた周は、事件を自分が望む形へ解決しようと動く。かくして、いかに相手より早く真相に到達するか、二人の緊迫の攻防が始まった。捜査側を嘲笑うかのように、次々と置かれていく犯行声明。迷宮化していく犯人像、その動機。犯人は本当にクロウリーなのか！？その真相に到達したとき、魔術師の“最後”の物語は始まる。トリックスターズシリーズ、ついに完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うい]

シリーズ最終巻。事件の捜査に"魔術師の大敵"スピノーヴァが加わり、長かった学園祭もついに佳境へ。周の名推理で事件も無事解決！…とはいかないのがトリスタ。やや強引さはあるもののこちらが納得しかけたところでひっくり返される。全作に渡りミスリードが散りばめられており、間をおいて読んだので混乱することが多々ありました。次読む時は一気読みしたいですね。そんな騙す気満々のトリスタシリーズ、やられた感を味わいたい方で、且つ多少のアンフェアも許せる方にはおすすめです。

2015/02/21

[はる]

お願いシートを探して奮闘する、ミス研メンバーと文化祭実行委員会。そして、周。 周の推理で導き出された犯人。 そして、周の決断。 とにかく、長い。途中で飽きてしまった。 そして、これでシリーズ結末と思いにや、まだ続く。

2021/10/19

[べべっち]

完結。

2016/08/19

[ソラ]

【読メ登録以前読了作品】 内容（「BOOK」データベースより） ついに現れる“魔術師の大敵”第三室長フィラメル・スピノーヴァ。彼もクロウリーの影を追い事件へと介入していく。スピノーヴァに底知れぬ脅威を感じた周は、事件を自分が望む形へ解決しようと動く。かくして、いかに相手より早く真相に到達するか、二人の緊迫の攻防が始まった。捜査側を嘲笑うかのように、次々と置かれていく犯行声明。迷宮化していく犯人像、その動機。犯人は本当にクロウリーなのか!?その真相に到達したとき、魔術師の“最後”の物語は始まる。トリックス

2007/07/23

[tokyo-zodiac]

『トリスタ』シリーズ第５作・後編。犯行の法則性を見抜き、次なる犯行を阻止するとともに奪われた物を取り戻そうと警備を強化する執行委員会。イベントの成否を決する時間は刻一刻と近づき…犯人だけなら単純に予測できたが、まさかあのようなＷＨＹが隠されていたとは…というかそこまで深読みできんわなあ…（＾ー＾；Ａシリーズ最終章に相応しく、二重三重の仕掛けと意外な展開を見せた物語の終局。あとがきには『トリックスターズ』新章の予告もあったが、８年経った今なお実現していない。もしかして近刊予告のある改稿版の後に出るのかな…？

2016/01/12