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内容説明
「ばーちゃんみたいな立派な占現師になる!」夢だけは一人前のふにゃけた男子高校生・秋人は、陰陽道の占家・四阿家の跡継ぎ。でもその占いは「逆に感心するほど当たらない」と、幼なじみの結夏にバカにされるほど。日々精進するものの、夢の実現はあまりに遠い。そんな彼の元へ、ある日風変わりな依頼が舞い込む。封印された木箱。不可解な占具。怪しげな金髪美幼女。そして占うのは―『楽園の在処』。起こるべくして起きた異変の中、秋人は決死の覚悟で事態の取拾を図る。でもその鍵となるのは―「は?…結夏との“キス”だって!?」タロットカードを司る少女たちと『支配』をめぐる、学園アルカナコメディ登場。
著者等紹介
七飯宏隆[ナナエヒロタカ]
第11回電撃小説大賞“大賞”受賞者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
33
世界に災厄をもたらす22枚の大アルカナのタロットの封印を誤って解いてしまった名門占術師一族の落ちこぼれ少年四阿秋人が、現世に飛び散った全てのカードを捕獲する使命を帯びるCCサクラ的なカード収集物語。封印を解除した人間を殺害すれば真の自由を得られるタロットが秋人の身近な人間に憑依して襲撃してくるが、不完全な霊眼でタロットの思惑を見抜く秋人とタロットに憑依されながらもその力で彼を守る分家の幼馴染・結夏の二人の息の合った信頼感あるタロット戦が良く、倒したタロットの憑依先の人物が後に仲間になる展開が個人的に好き。2020/03/08
ミュポトワ@猫mode
5
久しぶり、ホント何年ぶり、へたしたら十数年ぶりぐらいにライトノベルを読もうと思って、買ったはいいけど積んであった本を読んでみました まさかこんな短時間で読みきるとは思いませんでしたが、かなりサクサクと読めました ライトノベルってこんなにじらすんだっけ?とも思いつつ、たぶん、これがライトノベルのいいところなんでしょうね まさかの短時間で読めてしまったので、2巻目を続けて読みたいと思います そういえば、最近タロット占いしてないなぁ… 今、手持ちのタロットもないので、タロットカード探してみようかな♪2018/05/18
ソラ
3
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) 「ばーちゃんみたいな立派な占現師になる!」夢だけは一人前のふにゃけた男子高校生・秋人は、陰陽道の占家・四阿家の跡継ぎ。でもその占いは「逆に感心するほど当たらない」と、幼なじみの結夏にバカにされるほど。日々精進するものの、夢の実現はあまりに遠い。そんな彼の元へ、ある日風変わりな依頼が舞い込む。封印された木箱。不可解な占具。怪しげな金髪美幼女。そして占うのは―『楽園の在処』。起こるべくして起きた異変の中、秋人は決死の覚悟で事態の取拾を図る。 2008/07/05
KUWAGATA
3
時代相応に古めかしいけれど、悪くない。このクオリティなら、シリーズ全作読んでみてもいいと思わせる出来でした。ただ、絵がちょっと文章に合ってないよな~、でもそれも時代かな~。2013/05/30
maruta
2
結構続いたのでワンチャンアニメ化あるかと思ったがなかった。2016/02/05