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内容説明
教会都市リュビンハイゲンを出立した行商人ロレンスと狼神ホロ。行商がてらホロの故郷ヨイツの情報を集めるため、冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンにやってきた。そこで二人は、若い魚商人アマーティと出会う。どうやらアマーティはホロに一目惚れをしてしまったらしい。急速に彼女に近づき始めた。一方ロレンスとホロの間には微妙な気持ちのすれ違いが生じ、誤解が誤解を呼んでしまう。そしてそれがロレンスとアマーティそれぞれの商売をも巻き込んだ大騒動へと発展していく―。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞作第3弾。
著者等紹介
支倉凍砂[ハセクライスナ]
1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
57
今回はホロ争奪戦、に見せかけたホロとの一騎打ちのつもりになっているロレンスの一人相撲。マネーゲームパートはちっと無理がないか?2015/03/07
Comit
52
Kindle Unlimited~シリーズ第3弾、美少女麦の神ホロと行商人ロレンスの2人旅。ホロの故郷である“ヨイツ”の町を探しながら、行商の旅を続けます。今回は商売敵&恋敵💦何がどうなってか、ホロは他の行商人と婚姻の約束をしてしまいます…恋愛話と行商での駆け引きのバランスがいい感じです。ハラハラドキドキしながらも、楽しく読ませてもらいました✨よし、次行ってみよう🐎2022/01/08
朝夜
51
読了。まだ3巻なのに話が重いよッ!?(オチツケ すれ違いと言うかボタンの掛け違いで勘違いしたままの2人のやり取りにドギマギ。ロレンスのホロへの気持ち、信頼が試された今巻でした。フェルミよりラント君の方がイケメンだったのは言うまでも無いですねw 最後の信用取り引きはどうなるかハラハラしました。 ホロが敵になるかも知れない、ホロに見限られたかもしれないと、絶望感に包まれるロレンスを見てると胸が傷みます… 最後は元の鞘に収まった感じですかね、滅んだかもしれないけれどそれでも故郷に帰りたい狼と香辛料の旅は2013/08/14
Yobata
40
教会都市リュビンハイゲンを出発し次の目指す町は冬の大市と祭りで賑わうクメルスン。そこでロレンスとホロは魚商人のアマーティと出会う。アマーティはホロに一目惚れをしたらしく、誤解も重なり銀貨千枚でホロの婚約という契約をロレンスに叩きつける。ホロが頷く訳がないと思っていたらヨイツの話が切っ掛けでロレンスと仲違いしてしまう。ロレンスは黄鉄鉱の価格暴騰を利用しアマーティとホロの婚約を破棄することが出来るのか?アマーティ回。この巻飛ばして読み進めてたの忘れてたwアニメも見てたのでおさらいも兼ねてw若さ故の騎士道→2013/08/15
オセロ
38
Kindle Unlimitedにて。作者さん3冊目。 教会都市リュンゲンハイゲンから冬の大市と祭りで賑わう町・クメルスンに向かう道中に出会った若き商人アマーティ。そんな彼が大金でホロを娶ると言ったことから発展したロレンスとの商人同士ならではの駆け引きは綱渡りの状態。そんな中で一度はすれ違ったホロとの絆の深さを感じさせる展開、そして最後の挿絵は最高でした。2024/04/08




