電撃文庫<br> 断章のグリム 〈2〉 ヘンゼルとグレーテル

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電撃文庫
断章のグリム 〈2〉 ヘンゼルとグレーテル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840234832
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

57
今回の題材はヘンゼルとグレーテル。この作品の何よりの魅力はやっぱり独自の童話解釈ですね。登場人物たちがそれぞれどの役割に配置されているのかを考えながら読むのが面白い。グロさも相変わらずでしたが主人公の蒼衣とヒロイン雪乃のやり取りが前回よりもほんの僅かですが温もりを感じれるようになってきたのが唯一の救いでしたね。雪乃よりも蒼衣の方が病んでいる気がしますが… 希望が一切見えない状態の中どうなっていくのか、次巻も期待。2015/01/14

そのぼん

49
ヘンゼルとグレーテルをモチーフにしたホラー作品。トラウマを抱えた少女が行き着いた先に見たものは・・・って感じでした。車に放置された赤ちゃんの話なんかは実際の事件を彷彿とさせて恐ろしかったてす。2013/07/02

坂城 弥生

45
雪乃の学校生活が垣間見れて切なかった。ここまで自分を追い詰めないと居られないことが…2022/03/01

Yobata

40
泡禍を怨み復讐に燃え、非日常に生きる時槻雪乃。そんな彼女の学校生活という日常で唯一話しかける媛沢遥火は自身のトラウマからくる恐怖症を持つ駐車場で赤子の手が張り付く車を見てしまう。奇しくも同時期に「ヘンゼルとグレーテル」の泡禍の予言を受けた蒼衣。人食いを暗示させる物語の中で“魔女”の役どころになるのは…?今回はヘンゼルとグレーテル。正確には知らなかった童話だが、人食い,カニバル的な暗喩がかなり含まれてる話だったんだね。そんな“人食い”に着目し魔女を探していく中で魔女の正体を把握。魔女の感染,グレーテルの→2014/06/24

た〜

34
前巻を読んでから時間が開いていたら、内容が前巻のことをしっかり覚えていること前提っぽいので、ちょっとしんどい。話のエグさ、ハッピーエンドにする気一切なしの潔さがいい。2016/08/22

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