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内容説明
「日黒期」という暗闇だけが続く現象の真相を知り、母親の家系ヤドラ一族と軍の謎を追うため、辺境の街を出たネリム。他国に隠れ潜む王家が全ての鍵を握っているという情報を掴んだネリムは、王家の城に赴いた。一見、豪華絢爛に見えて、どこか不審な感じを受ける城。早く謎を知りたいネリムだが、城内では決まって悪夢ばかりを見てしまう。「あなたは誰を支配したいの?誰を邪魔だと思ってる?誰を殺したい?誰を手に入れたい?もっと確かに願うのよ。もっともっと―」そして、なぜか他人のフリをするディネと遭遇して―。第11回電撃小説大賞“金賞”受賞者が贈る、ネリムシリーズ第3弾。
著者等紹介
長谷川昌史[ハセガワマサシ]
1977年青森県生まれ。第11回電撃小説大賞“金賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
256
『ガトリング・メロディ』の続編。およそ10年ぶりに再読。今度はまた前作と変わってダークファンタジーな雰囲気。いよいよ物語も佳境に入り、ヤドラ人にまつわる謎が明かされようとしてきたところではあるが、残念ながらこのシリーズは本作でぷっつりと切れてしまっていて、いまだに続編が出ていない。人気もなかったようなので、どうやらここで切られてしまったようだ。完結しないまま終わってしまった作品ほど物悲しいものはない。文章や構成は稚拙ではあるが、個人的には嫌いじゃないんだ。2016/05/14
ソラ
5
内容(「BOOK」データベースより) 「日黒期」という暗闇だけが続く現象の真相を知り、母親の家系ヤドラ一族と軍の謎を追うため、辺境の街を出たネリム。他国に隠れ潜む王家が全ての鍵を握っているという情報を掴んだネリムは、王家の城に赴いた。一見、豪華絢爛に見えて、どこか不審な感じを受ける城。早く謎を知りたいネリムだが、城内では決まって悪夢ばかりを見てしまう。「あなたは誰を支配したいの?誰を邪魔だと思ってる?誰を殺したい?誰を手に入れたい?もっと確かに願うのよ。もっともっと―」2010/07/16
higurashi
1
ガトリング・メロディは好きだったんだけど、今回は迷走という言葉がぴったり。まあ打ち切りになるのもわかる……ような。2011/06/24
ゆき
1
もう何が何だか分からない展開になりつつある。 上手くまとめられなくなったんだろうな…。 読んだのは果たして何年前だったか…。打ち切りですね。
にわか雨
0
惰性が強かったが、世界観が好き。