半分の月がのぼる空―ｏｎｅ ｄａｙ

橋本 紡【著】

アスキー・メディアワークス（2006/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 56p／高さ 20cm
• 商品コード 9784840232234
• NDC分類 913.6
• Cコード C0076

内容説明

普通の少年と少女の、だけど“特別”な物語。

著者等紹介

橋本紡［ハシモトツムグ］
三重県伊勢市出身。第４回電撃ゲーム小説大賞“金賞”受賞。受賞作『猫目狩り』にて１９９８年２月作家デビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みなみ]

退院した里香と裕一の伊勢デートが描かれるお話。オールカラーでイラストが沢山あるので、絵本のように楽しめた。伊勢うどんを食べたり、伊勢神宮にお参りしたり、特別なことをしているわけではないのに、ほのぼのとしながら読了。

2021/12/16

[ぶなぶな]

5巻と6巻の間の時期、裕一と里香の送る日常の中のある日の出来事。裕一と里香はそろって退院して、約束通り裕一は里香を、桜を見に神宮へと連れていく。柄杓で手を洗って、お参りをして、伊勢うどんを食べて、河原の桜を見て、赤福ぜんざいを食べた。「また来ような」「うん。また来ようね」。ようやく掴み取った日常の一幕だと思うと感慨深い。できるだけ長く長く、この道が続いていけばいいなと思った。

2021/03/27

[碧海いお]

同名のライトノベルですが、分類として単行本として売られていた記憶が。 里香が退院をした話。1ページ1ページあり、まるで絵本のように話が進む。ラノベの方は10年以上前に読んだきりなので読み返してみたいと思います。

2021/10/24

[なないろ]

温かいほほえましい物語。いつか伊勢に行ってみたいなー。

2014/09/16

[ささきち]

私の誕生日本第一弾はこれに決めた！発売当初は中学生くらいで金がなく手が出せなかったんだよなどうしてこんなに薄くて高いんだろう？と思っていたけどまさかフルカラーの絵本仕様だったとは読むまで気づきませんでしたよ。内容は至ってシンプル里香と祐一が揃って退院した後のお話約束していたお花見に伊勢観光という名のデート、病気などの暗い部分がなく日常生活を送るだけだが里香が手に入れた日常だと思うと微笑ましいというかここまで来たんだなと思っちゃうよね。読メの半月の感想もちゃんと埋めようか。

2016/05/14