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内容説明
“箒”を複葉機に乗り換えた魔女ヒミカ。そんな彼女の秘密を知る、もう一人の魔女が現れた…!その幼い外見と、フランス人形のような可愛らしい風貌と裏腹に、その魔女は狡滑にヒミカの同僚や、敵国の撃墜女王を誘惑し始める。彼女の目的とはいったい…!?ヒミカが執拗にこだわる宝石蒐集の目的、隠された世界の本当の姿、いくつもの謎が解き明かされる。激動の完結編がついに登場。
著者等紹介
荻野目悠樹[オギノメユウキ]
東京都出身。横浜市立大学卒業。’96年「シインの毒」で集英社ロマン大賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsumi
7
図書館
卯月
1
再読、完結。正直、“世界の構造”の話をしたかったなら伏線不足に感じる。最終巻でいきなり大風呂敷広げて、勝手に畳まれた感じで勿体ない。第四航空隊の面々は好きだし、三巻通した“若手飛行士ハルミの成長譚”として読むならば、すっきりした結末と思う。飛行士としての誇りを持つことと、地上部隊を見下すことは違う。ヒミカは良くも悪くも“飛ぶ自分以外には無関心”だから他人を見下すこともないが、地の文が陸軍バカにし過ぎに見えて何となく鼻につくのが、再読で一番気になった。個人的には好きな作品だが、大絶賛で他人にお薦めはしない。2012/10/02
政影
0
税金でやってる戦争に騎士道持ち込んで悦に浸ってる時点で狂気。科学技術が進歩したらまた最初からやり直すつもりか。2012/07/20
うずまき
0
大団円?最後は今までと違って魔術のオンパレード。2010/06/05
永山祐介
0
ヒミカの宝石収集の謎とかも決着つけているんですが、いかんせん急ぎ足で説明している感じは拭えませんでした。もうちょっと冊数あって徐々に明かすような感じが良かったかなあ。2004/12/11