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内容説明
世界の崩壊が3ヶ月後と迫るなか、佐山と新庄は4th‐Gとの全竜交渉を進めるため、九州の離島へと向かう。それと前後して、5th‐Gとの全竜交渉のため、八大竜王の一人、サンダーソンが曽孫の少女と共に日本へと降り立った。だが、彼は米国UCATにある書類を預けていた。それは、後に5th‐Gとの交渉に際し、障害となる内容を秘めたものだった…。かつて佐山の姓を持つ者と交わした約束の履行を迫る植物の世界―4th‐G。そして、機竜同士の戦いにより滅んでいった機竜が支配する世界―5th‐G。2つの世界を相手に、佐山達の全竜交渉が始まる。
著者等紹介
川上稔[カワカミミノル]
1975年1月3日生まれ、東京出身
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
9
行商人ロレンスは、麦の束に埋もれ馬車の荷台で眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尻尾を有した美しい娘で、自らを豊作を司る神ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれていたがよ。わっちゃあホロ以外の何者でもない」老獪な話術を巧みに操るホロに翻弄されるロレンス。しかし彼女が本当に豊穣の狼神なのか半信半疑ながらも、ホロと共に旅をすることを了承した。そんな二人旅に思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらもロレンスはその儲け話に乗るのだが―。2008/03/01
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
4
**ライトノベル・ニャンガ族の伝承(アフリカ神話)・アステカ神話・第4巻の上**概念戦争:平行して存在する10の異世界との軍事衝突。世界の崩壊が3ヶ月後と迫るなか、米国より一人の少女が日本に降り立った。滅亡を目前に、ついに国家間の思惑が交差する!?――ついに神話2つ同時です。木竜ムキチとはニャンガ族伝承にある水蛇ムキチ(Mukiti)また、白と黒の機竜はケツァルコアトルとテスカトリポカが元ネタでしょう。そして交渉そのものより新庄君の秘密の方が色々気になりますが、それらを著者がどう魅せてくるのか期待大です!2013/03/24
かすくり
4
全竜交渉の前準備そのものより、米国UCATとの戦い(?)がメインとなっている巻。上巻だけだと、物語が始まった所って感じ。交渉そのものより、新庄君の秘密のほうが色々気になる件。2012/06/10
YO-HEY@紅蓮ロデオ
3
ヒオと原川のコンビはやはり好きらしい。にしても、やっぱ懐かしくて面白いです。2017/11/07
よねはら
3
日本人はみんな変態なんじゃないかと錯覚させる米国との交渉。問答無用に強い一方で、カルチャーショック受けてるオドー大佐が素敵です。まったりしている4thと緊迫感ある5thとの同時交渉はどうなりますやら2012/03/20
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