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内容説明
孤独な人間の影に潜んでその欲望を操り、人間を補食する、異なる次元からやって来た生命体―『カゲヌシ』。悲劇を繰り返さないため、裕生と葉は、葉に取り憑いたカゲヌシ『黒の彼方』の力によって、この世界に潜んだカゲヌシたちを倒す覚悟を決める。ある日、雄一が拾った不思議な金属球にカゲヌシの影を感じた二人は、雄一の通う東桜大学に向かう。そこで二人を待っていたのは、鳥のようなカゲヌシ『ボルガ』を操る少女・茜だった…。茜の目的は?謎のメッセージを残した猟奇殺人鬼の正体は。
著者等紹介
三上延[ミカミエン]
1971年生まれ。神奈川県出身
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
honoka
4
★★★☆☆1巻よりホラー色は薄れたけど相変わらず殺人描写がエグい。特に雄一のゼミの先輩の女性が、生きながら切断されて鉄にされていくところがグロくて怖かった…。ラストで葉の家の扉に刻まれていた六芒星のマーク。黄色いレインコートを着た謎の男の仕業なのは間違いないだろうけど何者?アブサロムとも関わりあったみたいだし、アブサロムを消したのもこの男だし、裏で色々と動いてて不気味…。再読だけど全然覚えてないから次巻も楽しみ。2016/04/29
KEI
3
古本購入。いやいや、もう少し茜が絡んでくると思ったけど、そうでもなかったな。得意の三角関係はまだですか?雰囲気というか話の作り方、構成が「モーフィアスの教室」と変わらない気がするんだよな。目の前の敵以外の上位存在がいるあたりが。 それと、いまさら言うことではないが、葉と裕生がまったく高校生に見えない。さて、3巻にも期待。2010/04/12
Natsumi
2
図書館
橘梓弓
1
重苦しい雰囲気の中で、必死に人間であろうとしている姿が、痛々しくもあり、微笑ましくもあり。ただの人間の裕生は、覚悟という言葉では足りないほどのものを持つことを強いられたわけだけど、跳ね返せるほど強くはない、というところが微妙にリアル。2016/08/09
浅木原
1
葉が可愛すぎて俺死亡。2004/10/11