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内容説明
アルセイフをタートムに売り渡そうとする第二王子レージク。その恐るべき野望を知った第四王子フェリオは、反旗を翻すべく同盟者と共に戦力を蓄えていた。そんな中、フェリオと共に行動していた司祭ウルクは、自ら仕えるウィータ神殿がレージクを支持する意向である事を知らされ…。今、王都を舞台にフェリオとレージクの直接対決が始まる。国の存亡を賭けた戦いの行方は―?話題の異世界SFファンタジー第4弾。
著者等紹介
渡瀬草一郎[ワタセソウイチロウ]
昭和53年横浜生まれ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七月せら
18
ついに開戦!軍略と政略を張り巡らせての戦いはどちらの側もお見事でした。未知の力をもって戦場を切り拓くリセリナ、複雑な背景ながらフェリオに惹かれつつある弓名人の少年エンジュ。そしてフェリオの戦場での強さや覚悟もさることながら、人々を惹きつける力(彼自身はまだ気づいていないにも関わらず)が大きく発揮されていて、そこに確かに希望を見いだせるのでした。しかし内憂外患とはまさにこの事で、アルセイフを取り巻く状況は裏も表も激動の真っ只中。今後の展開も目が離せません。2019/06/25
klu
7
内乱にはいちおうかたがついた。SF的パワーを借りてしまったけれど・・・2023/01/15
ソラ
4
【整理・再読】2021/07/24
じお
4
★★★★☆ 再読。内乱開幕と終結。そして英雄と戦姫の誕生である。エンジュの神がかった弓の腕が明らかになるところでもある。戦闘、というか戦争シーンはサックリ、軍の戦いより個人戦の方が今作は力入ってるし。レージクの傍にも誰かいれば、愛してくれる人がいれば良い王様になったかもしれないと思わせてくれる、当時は何とも思わなかったが改めて哀しいなぁ。クラウスと彼女の処遇は甘いし出来すぎなきらいはある、ただビターなトゥルーよりハッピーエンドの方が気持ち良いのでコレでよし。2020/03/28
ラル
4
ラシアンの下で軍備を整えていざレージクが待つ王城へ!という巻。序盤で早々にウルクがフェリオの下から去ってしまったせいでヒロイン成分が物足りなかったが、戦闘面では楽しめました。ラストの兄妹の涙の再会シーンも良かったです。2016/09/18
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