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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
2
強い権力を持っているとしても、なんでも自由になるわけではない。権力にひれ伏す人間は多数いるが、決してすべての人間がひれ伏すわけではない。出世を諦めることが出来れば、それは非常に強い立場を手にすることができるということでもある。ただし、それを出来る人間が少ないからこそ権力は甘美なものとなる。2013/07/14
いばらき
0
ケリンさん今回は活躍しないのかなぁ、と思ったら終盤で大活躍!今回も数で劣る相手に知略で勝つ、という期待に見事答えてなおかつ主人公をちゃんと活躍させていた。なおヒロインは空気の模様。で、肝心の敵に勝つ方法なのだが、挿絵をパラ見したときに察しがついてしまった。挿絵は先に読まないほうがいいね。2014/11/15
夏江
0
知の教団、懲罰行動編。エズオル狩りを禁忌とした知の教団が、禁忌を破った西域国に懲罰行動を行う第三巻。教団側は失われた技術を使い、西域国に襲いかかる。一方西域国側も、対抗策を講じ演習を重ね、教団に従う意思がないことを表明。王立研究所の主席研究員になったミントは、広く自由な発想をインダストリアンに求め、新しい武器の開発に奔走。知の教団の失われた技術と、悪ガキ大将ケリンの真っ向勝負。魅力的な女性キャラクターは多かれど、この作品は女性が悪目立ちせずに自分の立ち位置を確立しているところが好きです。2013/03/18
Unforgiven
0
三巻
愛敬 史
0
文章や伝統を記憶するだけというのが、どれだけ愚かなのか、敵の無能さに思った。どんな兵器を持っていても汗水流して戦う人間には勝てないということだろう。