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電撃文庫
Astral〈2〉childhood’s end

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840225502
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

果たせなかったこと、あるいは大切な人のことを憂えてこの世に留まっている。須玉明が今日までに出会ってきたのは、そんな少女たちの幽霊だった。出会って、話を聞いて…気がつけば、何とかしようともがいている。なりゆきと人の好さから、彼はそんなふうに彼女たちの魂を救ってきた。誰にも知られることなく。人知れず、という正義の味方でもないけれど。なにかの布置であるかのように、彼はまた“彼女”たちと出会っていく…。電撃hp掲載分に、書き下ろし2編を加えた連作短編第2集。今回は喪われた存在の話でもあり、少し、今日を生きる人間のはなし。明をめぐる妹の戦い勃発か!?「明の休日(2日目)」のおまけつき。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まんがジジィ

10
『君にさようならを言わない』の元本のお話し。 全体的な物語は再読した気持ちですが、二つの物語が違っていたような気がしますねぇ。一つは一巻の「おくる河」·『星の光』の桃香ちゃんの幼い時になくなったまま心の成長しなかったわがままな過ち(未遂)。 二巻の「明の休日」熱を出した明に男の幽霊[初めて?]に取り憑かられて柚ちゃんのピンチ····(>_<) オヤジには両方の本の物語はよかったです。(^○^) イラストのともぞ氏の画く女の子も可愛いく好みですねぇ。2017/04/30

KUWAGATA

8
時を経ても色あせない、悲しくも美しい珠玉の物語。人を感動させるのに、大掛かりな設定や仕掛けなんて必要ないんだなあという、当たり前のことを認識させてくれる作品です。特に「花と鳥」は、キャラの造形、ストーリー、そして結末、そのどれもが本当に素晴しかった。これが、今や一迅社で「ゲッツ!」とかやってる人と同じ作者さんの手によるものかと(笑) あれはあれで大好きなんですけどね! でも、七月(今田)さんには、本作のような物語もまた書いて欲しいなあ。2013/04/25

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

7
幽霊が視えるお人好し少年のなりゆき奮闘記、かつ義妹たちとのラブコメの第2巻。 心を鬼にして、やさしい話を書け(by担当)2013/09/22

ちゃか

3
事故によって幽霊が視えるようになった少年と、幽霊となった女性たちの物語。一つ一つの幽霊たちにお話があって、いい感じかなぁ。優しい話。2012/11/06

きーの

3
1話め『花と鳥』が良かった。めっちゃ泣いた(単純)。ちなみに前の巻は全話でめっちゃ泣いた。この作品ってどの話も設定にひねりがない(良い意味で)から評価分かれると思うけど、私はすごく好き。ただ、絆の話が多かったわりに、明が結局父のことを整理できずに終わったのが残念。作者がぼーっとして書き忘れたか、もしくはそこまでお利口な話にしたくなかったのかなぁ。2011/05/28

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