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出版社内容情報
巨大な大陸が一つだけある世界。
その大陸は、中央にある山脈と大河で、二つの連邦に分けられている。
その東側の連邦に、この話の主人公ヴィルはいる。
1巻の大発見の後、ヴィルの冬期研修旅行を聞きつけたアリソンが、ある計画を立てて、結果ヴィルとアリソンは一緒に過ごす事に……。
二人は偶然ある村にたどり着く。最初愛想のいい村人達だったのだが、出されたお茶を飲んだ二人は昏倒し、とらわれてしまう。実はその村は……!?
「キノの旅」の時雨沢恵一&黒星紅白が贈る書き下ろし長編!
胸躍るアドベンチャー・ストーリー第2弾!
内容説明
巨大な大陸が一つだけある世界―。その大陸は中央にある山脈と大河で二つの連邦に分けられている。その東側の連邦に暮らす、学生ヴィルと軍人アリソンは二人とも17歳。ヴィルの冬期研修旅行を聞きつけたアリソンが、ある計画を立てて、結果ヴィルとアリソンは一緒に過ごす事に…。そして、二人は偶然ある村にたどり着く。最初愛想のいい村人達だったのだが、出されたお茶を飲んだ二人は昏倒し、とらわれてしまう。実はその村は…!?「キノの旅」の時雨沢恵一&黒星紅白が贈る書き下ろし長編!胸躍るアドベンチャー・ストーリー第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
37
フィー登場の第2巻。アリソンの行動力は大概ですが彼女の同僚達もなかなかのお茶目さんでした。アリソンとヴィルの後を追うという未練がましい行動を取ったと思ったらフィーの心を射止めたりと女たらしの英雄さんも大活躍。ヴィルも射撃だけじゃなく最後には名推理を見せてくれたりとキャラが本当に魅力的な物語ですね。機体の中でイチャイチャする二人を見て暴れるアリソンが一番印象的。ヴィルは鈍感だしいいタイミングで邪魔が入ったりとアリソンは不憫だなぁ笑2013/06/01
Yobata
25
壁画の歴史発見者としてベネディクトは少佐になり世界的な有名人に祭り上げられる。壁画発見の本来の立役者ヴィルとアリソンは、ヴィルのイクス王国への冬期研修旅行を聞きつけたアリソンがそれに乱入することに。その後合同演習上でヴェネディクトと再会し、再び三人で会うことになったアリソン達。そしてアリソンとヴィルは偶然とある村に辿り着く。最初は愛想のいい人達の村だったが気付いたら囚われの身になっていて…。ベネディクトもアリソンを追いかけ辿り着いたその村で一人の女性と出会い…。東西融和の歴史的壁画が発見された後の世界。→2014/01/01
まりも
24
多分4回目。フィー登場の第2巻。相変わらずキャラが魅力的な物語ですね。アリソンのお転婆具合は勿論の事ヴィルも得意の射撃に最後は推理と大活躍。べネディクトはアリソンとヴィルの後を追うという未練がましい行動を取ったりもしましたがフィーの心を射止めたり演説での活躍は英雄らしい頼もしさでした。一番印象に残ったのはやっぱり機体の中でイチャイチャする二人を見て暴れるアリソンとそれに巻き込まれるヴィルですね。ヴィルは鈍感だし邪魔が入ったりとアリソンは不憫だなぁ笑2015/01/03
長尾鷹弥
12
前作同様、英雄級の冒険譚が今回も見れて満足。キノみたいなさっぱりした性格のキャラが多いので読んでいて飽きが来ない。しかし、副題は全部読んでなるほど、と思った。カー少佐はさらに名誉点あがっちゃったけどさらに居心地悪くなるのでは...一方ヴィルはおとがめあんまりなかったようで。アリソンとの関係が進展するのはいつになることやら。2013/08/12
真奈
9
引き続き再読!今後に関わる重要なキャラクターであるフィーの登場回!1冊で色々な展開があり、とても面白く読みやすい。何気にヴィルの友達がいいキャラ。2020/09/02