電撃文庫 シエスタ―すすき野原の夢物語

天羽 沙夜【著】

アスキー・メディアワークス（2002/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 259p／高さ 15cm
• 商品コード 9784840222495
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

両親が記念の海外旅行に旅立った朝、高校生の鈴原里緒はベッドの中で祖母の形見の指輪を薬指にはめた。 どうしたわけかその指輪がはずれなくなってしまう。その日を境に里緒の周りで不思議なことが起こりだす。
まず、しばらく家を出て大学に通っていた涼兄が戻ってきた。 そして突然の居眠り病と白昼夢。夢の世界で花売り娘のパティとなった里緒は、そこで現実の世界にいる男性たちとそっくりな人々に出会う。 その世界では、恋焦がれながらも決して結ばれることの許されない涼兄が、他人として存在していた。
里緒は思う「この世界なら涼兄と一緒に……」
夢の現実の狭間で揺れる里緒の心。やがて夢と現実が交錯して……。

内容説明

両親が記念の海外旅行に旅立った朝、高校生の鈴原里緒はベッドの中で祖母の形見の指輪を左手の薬指にはめた。どうしたわけかその指輪がはずれなくなってしまう。その日を境に里緒の周りで不思議なことが起こりだす。まず、しばらく家を出て大学に通っていた涼兄が戻ってきた。そして突然の居眠り病と白昼夢。夢の世界で花売り娘のパティとなった里緒は、そこで現実の世界にいる男性たちとそっくりな人々に出会う。その世界では、恋焦がれながらも決して結ばれることは許されない涼兄が、他人として存在していた。里緒は思う「この世界なら涼兄と一緒に…」夢と現実の狭間で揺れる里緒の心。やがて夢と現実が交錯して…。

著者等紹介

天羽沙夜［アモウサヤ］
１１月２７日生まれ。福島県出身。『ダーク・アイズ』で第三回電撃ゲーム文庫小説大賞銀賞を受賞。日本推理作家協会正会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[ろびん]

幼馴染くんが可哀想すぎる。

2018/01/22

[月兎]

小早川と見た夢の事を話し合うシーン読んで、彼への好感度が上がりました。 萌えはしないんだけど、こういう幼馴染いい！涼兄の想いを押し殺している感じがたまらないな。 落ち着いた態度で優しく妹を見守っているのは兄としても美味しい。やっと涼兄が想いを伝えるシーンはじーんときました。http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-357.html

2013/01/02