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出版社内容情報
新学期が始まったばかりの高校生・坂井悠二は、いつものように「日常」を生活していた。
だが彼はある日突然、【非日常】に襲われる。
人の存在を灯りに変え、その灯りを吸い取る謎の男、フリアグネに襲われたのだ。
しかし、同時に彼の前に一人の少女が現れた。
彼女によって助けられた少女は、謎の言葉を悠二に告げる。
「おまえはもう【存在】していないのよ」と。
内容説明
新学期が始まったばかりの高校生・坂井悠二は、いつものように“日常”を生活していた。だが、彼はある日突然、“非日常”に襲われる。人の存在を灯に変え、その灯を吸い取る謎の男、フリアグネに襲われたのだ。悠二の“日常”生活は壊れた。しかし同時に、彼の前に一人の少女が現れた。少女はフリアグネから悠二を護るため、悠二のそばで生活を始める。悠二は感謝を込めて御礼を言うが、少女はこう呟く。「おまえは、もう『存在していない』のよ」自分はすでに死んでいる!?存在亡き者、悠二が考え、思うこととは…!?奇才・高橋弥七郎が贈る、奇妙な学園ストーリー。
著者等紹介
高橋弥七郎[タカハシヤシチロウ]
大阪生まれ。大阪在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
229
シャナのツンデレぶりが当時良かった印象が強い。当時はいとうのいぢ、声優が釘宮理恵と流行りの王道をいってたなぁと思った。2010/02/11
Yobata
37
一高校生だった坂井悠二の日常は突然非日常を迎える。存在の力という人の灯,生命を奪う化物に襲われたのである。そこに現れた一人の少女。彼女はその紅世の王を倒すフレイムヘイズ・シャナで悠二の中に秘められた秘宝を守るため悠二を護衛するという…。ラノベ黎明期,黄金期からの名作でアニメも三期放送された大作のシャナにようやくチャレンジwアニメ全話見ているので話の流れ等は大体掴めてるもののやはり原作は原作の面白さがあるね。初巻は狩人フリアグネが相手。第一巻ということもあって紅世,徒,憐子,フレイムヘイズ,トーチなどの→2014/06/04
た〜
30
(発掘再読)平井ゆかりさん(本物)の扱いが酷い、敵役の性癖も酷い(笑)2015/08/06
タク
20
00年代にライトノベル界の覇権を勝ち取った電撃文庫。その切り込み隊長としてレーベルの躍進に大きく貢献した一作。「男は後方支援、女は前線で戦う」「本当の自分なんて問題じゃない」など、ここ10年位のオタク業界の想像力を支えてきたキーワードが散見されて、大ヒットにも納得。ただ、俺の好みからは外れているので、はまり込む事はなさそうです/何気に文章は巧い方。凝った言い回しや表現はしてないけど、端的で必要十分な文体。後にさらに洗練されます。2011/02/23
紅芋たると(絡み歓迎)
18
過去読んだ作品です。完結まで読了済みです。 設定が細かく、また、抽象的な描写がところどころでてくる本だと思います。ですが、読みにくいといったことはなく、ライトノベルであるだけあってサクサク読めるお話でした。 終盤ではどんどん壮大な物語となっていき、風呂敷広げまくりましたが、畳むのも上手だな、という感想で、かなりすっきりする終わり方でした。好きな作品です。2018/07/27