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出版社内容情報
桐嶋たける、新境地の伝奇ファンタジーここに開幕!
喫茶店でバイトをする浪人生・榊かぐら。彼はある朝目を覚ますと、見ず知らずの少女と友に眠っているという現実に直面する。まるで覚えのない現実に狼狽する榊。
榊に好意を寄せるバイト仲間・那美の迎えで少女を置いてとりあえずバイトへと向かった榊であったが、バイト先では異様な事態が起こっていた。
東洋系呪術を大胆にアレンジした新機軸ファンタジーコミック、ついに単行本化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Fumitaka
1
「チェルノボグ」とかスラヴ神話関係の言葉を俺が初めて知った作品。よく見ると「天津」とか「那美(イザナミ)」とか「菊理(ククリヒメ)」とか、『朝霧の巫女』より先に俺が読んだ日本神話をネタにした作品でもある。神無が色々コスプレするやつ、初めて読んだ時はちょびっツとか月姫とか知らなかったのでわからなかった。今はわかる。「神代文字はハングルを基に創作されたでっち上げ」(p. 76)との重要な指摘がある。残念ながらオカルトオタクにはどうも極右が多いと俺もさすがに最近認めざるを得ず、こういった記述は良心的である。2023/02/07