MF文庫J<br> 白銀の救世機(ゼストマーグ)〈2〉

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MF文庫J
白銀の救世機(ゼストマーグ)〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 261p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784840151306
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

新種のXENOを撃退した際に発生した強力なイデアは、要塞都市『アカツキ』にも影響を及ぼしていた。イデアを浴びたゼノイドの一部が感情に目覚め、彼らは同族のゼノイドに処分されようとしていたのだった…。クーラの協力により彼らを助け出したアルツたちは、そのなかに一際目立つ一人の少女の存在に気づく。「やっぱりなのです。フランの思っていたとおり、心とは愚かな要素なのです」フランと名乗る少女は、アルツたちにとって初めて出会うタイプのゼノイドで…。「見せてやる!これが―俺と仲間たちの力だ!」感情を力に変えるヘヴィバトルアクション、物語は、ここから動き出す―。

著者等紹介

天埜冬景[アマノトウケイ]
第8回MF文庫Jライトノベル新人賞にて最優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

神代ここね

6
1巻でナユキからアルツ達に広がった心の輪が今度はより多くの人に広がるお話。ロボットモノで戦闘が外せない中、フランが心を開いていく様がちゃんと書かれていたのは非常にポイントが高いです。まだ2巻ですが、色んなキャラが精神的に成長していく過程がすごく面白いですね。戦闘シーンも中々に白熱。残エネルギー量の問題なんかもしっかり書いてあって読んでてすごくリアリティがありました。満足。2013/04/12

ギンレイ

3
【わかりあう】 心の力が影響するロボット系。 それなりに面白かった。 MF的お約束もやりつつ、そこを抜かせば割と素直に描いていると思います。 キャラ同士の主張の対比は不信と信頼、それから人間性を思考するような試みも文章に見られますね。 感情を持ち始めた人達を集めて子供の遊びを教えるシーンは印象的でした    評価は ★★★★★★★★☆☆ 8個星です!!2015/01/04

らなあ

2
アルツ達ゼノイドが感情を持ち始めてて、今までなんとも思ってなかったようなことにいろいろ思うようになってて心があったまった。フランも最初は感情を嫌ってたけど、最終的にはアルツ達を仲間と思って助けにきてくれたし、少しずつ仲間を増やして、そして成長していく主人公達から目が離せない。クーラさんが何を考えてるのかとかも気になるし、ナユキが立ててる進化したZENOのフラグも気になるしで続き早く読みたい。2013/04/12

尚侍

2
面白かった。初巻は正直わかりにくい部分があったけれど、本巻は世界観の消化がだいぶ進んで全体像がわかりやすくなったのと、感情に目覚めたゼノイドたちの描写が優れていたこともあって、物語の方向性がはっきりしたのがよかったと思う。というかぶっちゃけとても面白くなった。初巻の勢いを維持できず続刊では失速するというパターンが多い中、本作は初巻で説明しきれなかった世界観をうまく描き出すことに成功していて、初巻でわかりにくかった設定が胸に落ちてきたのが最大の評価ポイントだろうか。この調子で次もいってもらいたいですね。2013/03/29

Dobject

2
前巻と同様に綺麗に纏まっているが、どこか物足りない。しかしそれは作品のクオリティというよりも、作品のコンセプトにあると思う。感情を失ったゼノイドと雪に覆われた世界、監視社会、これらの要素は一巻完結の作品ならば非常に興味深い設定である。しかし続巻として読むとどうなるか。既に感情の獲得というカタルシス、それと共に友情の獲得という段階も提示された。今回も引き続き、おなじコンセプトの延長線上で展開される。だがどうしても普通の人間同士の衝突や苦悩と比べると幼い次元で物語が展開されている気がする。2013/03/28

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