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こちらの商品には新版があります。
内容説明
通勤電車のストレスは相当なものである。殺人的な混雑はもちろん、隣人のマナーの悪さに込み上がる不快感。著者は長年の遠距離通勤を通じて、そんな殺伐とした車内に一服の清涼感をもたらす「乗り方」を独自に開発した!流れにぶつからず、空気のように溶け込み、正しい姿勢でぐっすりと眠る…乗る人すべてが心得ておきたい作法の数々。画期的な提案が電車をオアシスに変え、あらゆる働く人を幸せにする。
目次
はじめに 不毛な戦いを避け、美しく電車通勤する
第1章 通勤電車の正しい乗り方
第2章 着席時の作法
第3章 さらに美しく乗るために
第4章 鉄道施設の利用方法
第5章 危険から身を守る技術
第6章 痴漢の傾向とえん罪
おわりに 誰もが気配りできる環境を目指して
著者等紹介
田中一郎[タナカイチロウ]
1966年、埼玉県生まれ。電車通勤士。往復平均4時間の電車通勤を続けて現在28年目。これまでに赤羽線(埼京線運行前の大混雑路線)、高崎線、東武東上線、埼京線、丸ノ内線、山手線などの路線を中心に通勤。その過酷で多彩な通勤経験から生まれた「電車通勤の理論」をサイト『電車通勤士』にて発表。頑張る日本の電車通勤者のために、電車通勤を快適にし、車内マナーの向上を目指す。電車通勤者のストレスを軽減するべく研究を続け、2012年からは新たに大学に入学、現在心理学を専攻中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
184
冗談企画のような題名だが本当に冗談だった。前書きには通勤者がこれを守れば通勤社会が改善されると書かれているのに、第一章は有利なポジショニングの話である。ポジショニングはゼロサム競争でもあるからこれでは皆が幸せになるわけではない。全体が改善される気配は後半に回されている。電車通勤トラブルあるあるを、作法という形で皮肉った本と思えばよい。absintheの電車通勤時間は往復2時間。少しでも快適に過ごしたいね。2019/06/27
mitei
65
タイトル通りマナーに関する話が多く、ゆっくり寝たり休める方法が描かれているのかな?と期待していましたが、それも相手に迷惑をかけないことを前提にしていたが、そんなに気を遣うのはちょっと神経が磨り減りそうで疲れそうかな?と思った。もっと気を使わずに気楽に実践するのは難しいのかなぁ?2013/01/08
Koning
26
なんと評すべきか。大真面目にこういうことをやると笑えるというべきか。どうやら著者は大真面目にドメインまで取って自称「電車通勤士」を名乗ってる様子(士はないだろー、士は。師ぐらいにしときなさいよ(w。とか思ったのは私だけではないはず)。 基本的には電車の中でお互い嫌な思いをせぬためにはこれこれこういうマナーと気配りを!という本なので、まじめにそういう方向にも使えなくもない気がしちゃうあたり作戦勝ちなのかもしれないけれど、実はうっかりその通りやらかすとというのもあったりするから怖いというか(2013/04/01
kochi
25
原点は、鈴木健二の『気くばりのすすめ』。電車通勤を快適にしたいと常々思っていた著者は、「気くばりのすすめ」を電車通勤に特化させることを思いつく。これが、「電車通勤士」という電車通勤・通学の専門家の誕生の瞬間。著者の気くばりは、ホームでの並び方から、痴漢の冤罪防止、ホームで突き落とされないための心構えにまで及ぶ。痴漢冤罪の話は参考になりました、ホント^^; ブクブク交換本。テーマは、「突っ込みたくなる本」確かに^^;2013/06/23
ごへいもち
18
読友さん御紹介本。面白かった。役に立つこともあった…と思う2016/03/27
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- 和書
- 公共選択 〈第66号〉




