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内容説明
500年にわたり、世界最大の富と名誉を誇るケイヒル一族。その女当主グレースが、「世界中に隠された39の手がかりを探しだした者は、究極の力を相続することになるだろう」という謎の遺言を残して世を去った。かくして、一族による世界をまたにかけた探索レースが開始された。エイミーとダンの姉弟は、資金も後ろ盾もなかったが、持ち前の洞察力と記憶力でしだいにレースをリードしていった。凄絶な戦いの後、ついにエイミーとダンが勝者となり、すべての謎が解き明かされた。39の手がかりとは、知力・体力・創造力すべてを、飛躍的に向上させる秘薬の原料だったのだ。だが、戦いは終わらなかった。秘薬をねらう組織“ヴェスパー一族”の影が、ひそかにエイミーとダンにしのび寄っていた…。
著者等紹介
コーマン,ゴードン[コーマン,ゴードン][Korman,Gordon]
1963年カナダ、ケべック州モントリオール生まれ。12歳のときに書いた物語が本になって出版されて以来、60以上もの作品を執筆している。現在は、家族とともにアメリカ、ニューヨーク州のロングアイランドに住んでいる
小浜杳[コハマハルカ]
1973年横浜市生まれ。東京大学英語英米文学科卒。書籍の翻訳以外に、映画字幕翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りんごたると
2
イタリアが舞台なのが良かったです(笑)なんせイタリア大好き人間なんで!あと、10巻まで戦いいがみ合ってきたケイヒル分家同士が新たな敵を倒すために協力してるのを見るとこっちもとても嬉しくなりました。2013/02/10
染チカ
2
いつの間にか2年が経って、二人ともずいぶん大人っぽくなっていました。でも、激化していく争いの渦中に巻き込まれて学校や私生活がおろそかになってしまう状態で、この先どうやっていくのだろう、と思います。エイミーとダンの両親のように、エバンもケイヒル一族に仲間入りしたりするのでしょうか…?2013/02/03
タラ
1
表紙を見ておお!大きくなってる!って思いました。あのレースから時間がたったんですね。
雫石
1
39の手がかりを集め終わってから二年――遂に『ヴェスパー一族』との戦いが始まる。誘拐された7人の仲間達を救う為、これまで敵対していたケイヒル一族も力を合わせ始める。敵だった時は恐ろしい面々だったけど、仲間になると頼もしい――のだけれど、敵はそれ以上に恐ろしいという印象。これまで以上にドキドキハラハラな展開になりそう。またダンから無邪気さが消えて、危うさが表れ始めてそっちも気になるところ。ついでに言うと新たに登場したローゼンブルム兄弟も怪しくて気になる……実はヴェスパーじゃない? と思ったり。2014/01/02
saimoon
1
イアンとエイミーがカップルなるの、期待してたんだけどなぁ…イアンて一番不幸だと思うから、幸せになってほしいのだけど。2013/08/14
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