身ぎれいな終いじたく

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784840148856
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

抗がん治療を受けない選択。残りの人生の充実のための終いじたく。NHK「美の壷」でも紹介されたカントリーアンティークの先駆者、自由が丘のレジェンド「カントリーモール デポー39」の天沼寿子のナチュラルで彼女らしい準備の数々。

目次

私はなぜ、抗がん治療をしないのか
緩和ケアに巡り合うまで
カントリーアンティークとの出合い
終いじたく おしゃれ編―死ぬまで身ぎれいに、おしゃれしていたいから
終いじたく 生活編―自分らしく暮らしてゆく方法
終いじたく 仕事編―自分の体調に仕事のやり方を合わせていく
終いじたく 病院編―自分の最期をゆだねる覚悟をさせてくれた場所
終いじたく 遺言編―死後のことも、きちんと意思表示しておく

著者等紹介

天沼寿子[アマヌマヒサコ]
1943年、東京都に生まれる。大学卒業後、貿易会社、船会社勤務を経て、三十二歳の時、単身アメリカに渡る。ニューヨークの田舎で出合ったカントリーアンティークの素朴な温かさに魅了され、四十歳で帰国後、カントリースタイルをテーマにした輸入会社を設立。オープン間もない「デポー39」に参加。以後二十一年間「デポー39」の総合プロデューサーを務める。六十二歳、すべての販売活動を終了。2005年7月、個人事務所「デポー39」をつくる。六十六歳、胆管がんの手術を受ける。一年後、再発。抗がん治療を受けない選択をし、QOLを保ちながら、ショップアドバイザー、講演、執筆活動に精力的に取り組む。2012年10月、逝去。享年六十九歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

21
お片づけ系の本だと思ったら闘病記みたいなものだった。書き上げた一週間後に亡くなられたとの事。合掌2013/04/01

かやん

8
この手の本はたくさんありますが、読んだ中で一番良かった。まず天沼さんの生きる姿勢が暮らしがとても素敵でした。アラフィフの我が身、参考にしたい内容満載。読む価値ありの一冊。2014/11/26

もりのこ

6
カントリースタイルのお店デポー39のオーナーだった天沼さん老いじたくのエッセイ。抗がん剤治療をうけない選択をし、終わりのときを意識しながらも、勢力的に仕事もし、人と会い、毎日快適に大切に前向きに進んで行く天沼さん。元気をもらえる本でした。文章も読みやすい。良い本と出会えました。2012/11/23

ナカ

5
美意識を最期まで貫く生き方に感動する。身辺を整理するだけでは無く、買う事を楽しみ、弱った身体なりに生活を楽しむ様も、脱帽。2013/12/08

ホキム

4
デポー39の雑貨やインテリアにあこがれていました。表紙をみて終活の本かと思って手にしたら 思いもかけない 闘病の本でした。 私にはこんなに冷静に病魔と向き合っていけない。最後までじたばたしてしまうと思います。題名どおり身ぎれいな終じたくに ただただご冥福をお祈りします。2015/07/13

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