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内容説明
一文字疾風、通称モンジは、日々の平穏な学園生活を過ごす中、何故か胸の中にもやもやしたものを感じていた。そんな中、突如ある日出会った謎の少女を思い出す。その名は…『一之江』。徐々に蘇る共に歩んだあの日の記憶…。決して消え失せない強い想いが込み上げる。「さあ、百物語を始めよう―!」ドラマCD化も決定した、サイトウケンジ×涼香が贈るノンストップ学園アクションラブコメは遂にクライマックスへそして終わらない物語…そう、ハッピーエンドを紡ぐため―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
23
完結。文句なしのエンディング!どこかで聞いていたけれど、サイトウケンジさんの作品のハーレムは、何だか心地が良い(何かがおかしい)のだと…本当にそうであった。ただただ主人公が羨ましいだけの、ものである。しかし誰に対しても平等に接しているから、まあ差別もなく、良い雰囲気のハーレムとでも言おうか。物語的にも、落とすべきところはきちんと落としてくれたので、この全八巻、無駄なく駆け抜けてくれました。しかしもう、ありったけの無駄だけを詰めた短編集とかあと一巻くらいあっても構わなかったかも。何はともあれお疲れ様でした。2015/10/14
コリ
17
表紙が素晴らしいね。やっと来た!って感じかな。前回の衝撃的なラストから一体どう始まるのか?とワクワクしてたらまさかベッドシーンとは…!一瞬事後かと(笑)記憶を取り戻し、ひとり戦い続ける一之江の元へと駆け付けたモンジに痺れた。挿絵や心理描写、そして唇にキスを期待しちゃう一之江のデレが超最高でした。何はともあれ良いハーレムなハッピーエンドで大満足。最後にお気に入りのセリフを一つ。「もしもし、俺だ。今、お前の後ろにいるぜ」絶体絶命のピンチにこんな事言われたらデレ期にも突入するわな(笑)2012/12/02
水無月冬弥
13
これ以上ない王道なハーレムエンドであった。まあ、ハーレムとはいえ2大巨頭がいるわけですが。それにしても、最後に勢ぞろいはするは、読者の希望をかなえるわ、素敵な最終巻でした。2012/12/12
Makos
13
シリーズ最終巻。各ヒロインたちとのイベントをしっかりこなしつつ、キリカ・瑞江様どころか終末たちにまでたどり着くモンジはハーレム主人公の鑑。デレ瑞江の破壊力高すぎです。そして涼香氏がいい仕事を完遂したのは最早言うまでもない。何はともあれお疲れ様でした。モンジとその物語たちに今後も受難と幸の多からんことを。2012/12/04
しぇん
12
後半は怒涛のラストバトルでした。駆け足にも感じましたが、このくら強引に締めてしまう方が、この物語にはあってるかんじもしました。ただ、平等にハーレム作りすぎたせいで、ヒロイン魅力的でも食傷気味に感じるところは若干ありました。でも、デレた瑞江見れたし満足です。最後までモンジは自分を貫き通した所も凄いですね。2013/10/21