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内容説明
旦那さんと訪れたスリランカで視たものは?友人の亡くしたペットを霊視したり、京都の有名な桜と交流したり、鹿児島・知覧で特攻隊員を視たり。「やばい」おばぁちゃんとの思い出もたっぷり!すべて実体験、新感覚ホラーコミックエッセイ。
目次
京都の怪―枝垂桜にご用心
鹿児島の怪―僕の出番はまだですか
怪談ラブレター
ミミカのやばいばぁちゃん
ニャンとびっくり・猫の道
著者等紹介
伊藤三巳華[イトウミミカ]
1977年、東京都生まれ。マンガ家。怪談専門誌『幽』で怪談実話マンガを連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nuit@積読消化中
75
第二弾より怖さがなくなってますが、いずれ自分にも降りかかるであろうペットロスについてのお話があり考えさせられました。また、三巳華さんがスリランカの方とご結婚され、スリランカに行った時も日本同様に現地の霊や禍々しいものに出会っているお話がとても興味深かったので、三巳華さんの色んな国での不思議心霊体験記なんかももっと読んでみたいです!!そして、やばいばぁちゃんからの〜水木先生ののんのんばぁを今夏は再読しようと思いました!2016/06/19
ひめありす@灯れ松明の火
48
返却前に再読。今回は禍々しいおばあちゃんのお話について。ある一定よりも上の(特に戦後まもなくを知っている人)って、飼っている動物に対して愛玩すると言うよりも食べ物としてみていたり、実生活にどれだけ有用かのかで測っている部分があるなと思います。それがよいとか悪いとかは、私たちが判断できることではないな、と思います。落花生のなますがおいしそうでした。大蒜の手も是非使いたい。特攻隊の方のお話は、来週広島に行くので何か感じるものが、見えるものがあるかもしれない。それは何かを『視る』ということだけじゃないはずだ。2012/11/25
tomi
33
シリーズ第3弾。茨城のやばいばあちゃんの話や京都・円山公園の桜の木に一杯食わされる話等々、禍々しいというより不思議な話が多く収められている。亡くなった愛猫の話はしみじみとする。いつまでも悲しんで名前を呼んだりしていると、ペットの霊も迷って上に行けないそうだ…2016/09/25
ヒロ@いつも心に太陽を!
25
3巻出てたの知らなくて本屋で見つけて即買い!今回も面白かったー(*^∀^*)♪京都でのエピソードとか「ミミカさんたちからするとこんな京都の見方になるのか!」とすごく新鮮で閉堂間際の三十三間堂や夜の八坂さんに行きたくなって仕方なし!!やばいばあちゃんの話も面白かったし、猫の道のエピソードにはつい涙腺がゆるんだし、巫女の家系だという吸血Kさんと息子のS君の話もものすっごく興味深い!!私も子供が生まれたらいろいろ聞いてみたいなぁ♪この作者の本はホラーに分類されていても読むとほっこりする感じ。2012/09/08
じょり
25
今回も禍々しくほんわかだった。知覧といい枕崎といい、俺の実家の周辺は禍々しいのね・・・特攻隊の念は意外だったけど、やっぱり奮起させて飛び立っていってたんだろう。幽霊になっても死ぬための出番を待っているとか悲しすぎる。食堂の方の念の方が本音のはず。遺品などを文化財指定するような話があるようだが、そんなことしないで一般公開して色んな人に現物を見てもらうことが一番だと思う。そのための施設なはずだが。やばいばあちゃんの話は面白かった。井戸端怪議やまさかの下ネタ(笑)2012/08/27