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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
35
「日出処の天子」第四巻。今巻はやっぱり雨乞いがハイライトですよね。それにしても王子が念力で気を散じているとしても、布都姫の為体、あまりにも覚悟が足りない女で、読んでいて怒りがフツフツ湧き上がります(駄洒落じゃありません!)。作者さまの思うつぼなんでしょうけど!王子が毛人にオズって身をあずけるシーン、可愛らしいですよね。そしてそれからの急転直下、もうもうもう!! 悲劇と言うか、破滅と言うか、楽しい展開が微塵も感じられません。でも先を読まずにいられない、名作ですよね。2025/08/05
ぐうぐう
35
完全版で再読。皮肉な対立構図になってなお、意識の世界でひとつとなり、気を動かし、枯れた地に雨をもたらせる厩戸と毛人。それでいて、現実世界に戻れば二人の心情には未だ乖離があり、そこがせつなく辛い。あと、二人の恋情の行方にばかり目が行って初読のときにさほど気にならなかった、間人媛と厩戸との確執の埋められぬ溝の深さに胸打たれる。2016/10/16
南北
31
毛人に思いを寄せる布都姫には神が見えず、雨乞いは失敗。毛人は布都姫への思いに目がくらみ、結果として厩戸皇子に雨乞いをさせるだけでなく、布都姫への仲介を期待する始末。厩戸皇子は六角堂に籠もって雨乞いをするが、毛人の助け(?)によって雨乞いに成功するがあらためて毛人の存在に気づく。三者三様ながらどれも破滅への道をたどっているとしか思えない。緊迫感のあるシーンの連続にページをめくる手が止まらない。2022/01/10
さゆ
20
母親に対してもいえることだけれど、毛人に対しても王子は感情をコントロールすることができないようで、まるで子どものようだと思う。「必要かくべからざるもの」であるかないかを気にするなんて。まったく子どもだと思う一方で王子の一途さが可哀想に思えてしかたない。5巻も出ているようだから、買わなくては!2012/02/27
kagetrasama-aoi(葵・橘)
9
何度読んでも、この巻の刀自古郎女のあれこれは胸が痛くなります。それの対して、雨乞いのシーンのクネクネしたフッツー、これは同性から嫌われますとも(苦笑)。そして毛人、もう鈍感で!八角堂の中での王子の雨乞い、毛人が来てくれて……。毛人は無意識に王子を選んでいるのに!王子のその時の喜びの気持ち、表情、そして毛人の心の声を聴いたときの王子の落胆、痛々しい……涙涙です。2018/10/05
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