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内容説明
パイロット昇進がかかる鈴木、初の海外フライトがよりにもよって鬼のチーパーと一緒になったCAの悦子、転職したいグランドスタッフの菜採。管制官、バードパトロール、整備士に運航管理部…たくさんのドラマと願いを乗せて飛行機が飛んだ…と思ったら異常発生!?コメディ映画の鬼才・矢口史靖監督が書き下ろしで贈る、感動と爆笑の群像劇。
著者等紹介
矢口史靖[ヤグチシノブ]
1967年5月30日神奈川県生まれ。東京造形大学入学後、8mm映画を撮り始める。劇場監督デビューは『裸足のピクニック』(1993)。主な監督作品に『ウォーターボーイズ』(2001)、『スウィングガールズ』(04)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん丸かじり
12
映画が面白かったので本も読んでみました。映画同様、すごく面白いです。飛行機を飛ばすために、こんなにもたくさんの人が関わっているなんてすごい!次から飛行機に乗るときは、色んなことを想像してしまいそうです。2016/02/28
yamatoshiuruhashi
5
矢口史靖自ら小説にしているとは知りませんでした。あとがきで、同じ場面を取り上げて、シナリオを小説の違いを開設しておられましたがよく解る。矢口史靖の観ていない映画ないかなと思って探していたら、小説がヒット。楽に読めるのもよいかと手にしたら一気読み。どうしても頭の中で登場人物全てが映画のキャストになってしまいましたが、航空用語は解説あり解りやすく面白かったです。一気読み。2015/11/22
シルク
5
これは…!大当たり。先日テレビで放映された映画をまた観たくなった。そして映画を観たら、この本をまた読みたくなるだろうな。幸せなエンドレス。…羽田空港からホノルルに向けて、1980便が飛び立つ。空の上では、鬼教官に怯えつつ操縦するパイロット鈴木。ウキウキの初海外フライトの筈が、ポカしまくりでトイレで泣くCA悦子。一方地上では、日進月歩の技術についていけない元敏腕オペレーション・ディレクター高橋。お客様からの罵倒が日常、出会いもない毎日が嫌になっちゃったグランドスタッフ菜採等々。飛行機が飛ぶ陰に、地道に奔走す2014/10/11
Shinichi Takahashi
4
どちらかというとパイロットやらCAにばかり目が行きがちな飛行機の世界で、いやいやいろいろな分野でたくさんの人が働いているのだということがよくわかる物語。映画もよかったが、本もいいね。2013/07/24
ノチヲ
3
映画で飛行機に興味を持った方は、読んでみてはいかがでしょうか?2012/11/27